第5話

おしごと
371
2026/03/21 16:16 更新
kry side
霧矢
行きたいとこあるんだけど…
鈴木
大丈夫だよ
霧矢
ありがと、
鈴木ちゃんの荷物を取り入って、ご飯も食べて、家帰ってゆっくりしようと思ったところで、


合六さんからの電話。


今すぐにでも処理して欲しい人間がいるんだと。
鈴木ちゃんといることを伝えると、
どうせ犯罪絡みのことだろうと見事に言い当てられ、別に問題ないから連れてけって、
処理は別のやつ送るからって。

鈴木ちゃんには申し訳ないけど、合六さんに逆らう気なんて一切ないので向かうことにした。
鈴木
……ねぇ、どこ行くの?
霧矢
ん〜?お仕事だよ〜
鈴木
…まともなやつ?
霧矢
残念、裏です
鈴木
そっか、まぁ関係ないし、
霧矢
ふふっ、まあね。
鈴木
てか僕いていいの?
霧矢
ただの闇バイトだからどうでもいいって〜
鈴木
ふ〜ん、怖
霧矢
んふふ、
仕事内容に少しだけ怖がっている鈴木ちゃんを連れて、
ターゲットの元へ車を走らせる。
szk side
霧矢
んし、行ってくるね
霧矢
すぐ帰ってくるから〜
鈴木
ん〜
霧矢は、そう言ってグローブボックスから拳銃を取り出し、車から降りていった。

霧矢の言うターゲットは、思ったよりも近くて車からでも見える距離だった。
霧矢
ーー、ーー?
すごく自然と会話を始める霧矢。
その姿がなんとも不気味だ。

ターゲットに対して笑顔を見せる霧矢。でもその笑顔はさっきまで見せてくれていた笑顔ではなく、瞳の奥はどす黒く冷えきった笑顔だった。
霧矢
…ーー?
突然さっきまでの作り笑顔が消え、冷めきった表情で質問をする霧矢。それに伴い、すごく焦り始めるターゲット。
もうすぐであの人は消されるのか、?

そう理解した瞬間、背筋がゾッとした。まぁこれが仕事だもんね。てか、僕もアレをしたのか…そう思うとまた胸が苦しくなる。
鈴木
ふぅ…
怯えるターゲットに対して冷めた表情で銃を向ける霧矢。
その銃の引き金が引かれ放たれた弾がターゲットを貫いた。

霧矢
…ふぅ、
仕事を終えたであろう霧矢はスマホを取り出し、電話をかけ始めた。仲間呼んでるのかな?

少し経って、仲間らしき人達が霧矢の方へと近づいていく。
霧矢はその人達の肩をポンッと叩くと、こちらへと戻ってきた。
霧矢
ごめんね〜?
鈴木
…いや、大丈夫、
霧矢
…怖かった?
鈴木
…そんなんじゃ、
霧矢
ごめんって、ほら家帰ろ?
鈴木
うん、
確かに怖かったっていうのも無くはないけど、アレを自分もしたんだという事実で押し潰されそうになった。

苦しいなぁ、

そんなこと言ったって悪いのは全部僕なんだけど…
霧矢
…大丈夫?
鈴木
…え、?
霧矢
顔色良くないけど…
鈴木
…ちょっと考え事、
霧矢
…そっか、あんまり抱え込まないでね、
鈴木
…うん、
背もたれにもたれかかって、大きく深呼吸をする。

あぁ、呼吸忘れてたから苦しかったのか。
抱え込まないでって、さすがにそれは無理だなぁ、全部全部僕のせいなんだから、
霧矢
…ついたよ〜
鈴木
ん、ありがと
家に入って少しだけソファでゆっくりしていた。
霧矢
ご飯どーする?
鈴木
んー、あんまお腹空いてないや
霧矢
そっか、でもさすがにちょっとは食べなね
お昼もほとんど食べなかったでしょ?
鈴木
うん、
確かにファミレスでもほぼ食べてない。
さすがに食べないのは体に悪いかな?
霧矢
ん〜、なんかあったっけ〜?
そう言いながら冷蔵庫の中を覗く霧矢。
そんな霧矢を見て、少しだけ、気持ちが楽になるような気がした。自分の罪を忘れようとしてる訳じゃないけどね、
霧矢
おにぎりでも食べる?
鈴木
ん、
あんまり食欲湧かないけど、食べなきゃだしな。
霧矢からおにぎりを受け取り食べることにした。
鈴木
ん"ん…
久しぶり食事だったからか、おにぎり1つでも思いのほかしんどくて、食べきれそうになかった。
霧矢
…きつい?
鈴木
ぅん、ごめんね…
霧矢
いいよいいよ、ちょっと食べれただけでも良かったよ
鈴木
ん、ありがと
食べ終わったあとは2人でゆっくりして、そのまま一日を終えた。
前回からめっちゃ空いちゃってほんとにごめんなさい🙇🏻‍♀️💦
受験とかでよく分かんなくなっちゃってスランプでした😵‍💫
これからはなるべく空かないように頑張りたいと思います!

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