……い
……ろ……おい……
やばいやばい、任務間に合わない
今日も特級ね……
そう呟いて目線を横に流す
刹那がそう言って笑う
すると何か思いついたように目を見開かせた
横では特級呪霊が不気味な声を出しながらこちらを見つめている
刹那はそう言いながら手のひらを出し、何かを呟いて呪力の玉を出す
刹那の手のひらから呪力の玉が消える。
私は刹那に言われた通り、刹那に手の甲を差し出す
刹那は私の手を掴み、手の甲に自分の手のひらを押し当てた
あるの?といい切る前に、私の手の甲と刹那の手のひらの隙間から赤黒い雷が舞った
瞬間、私の手の甲に痛みが走る
刹那はそう言うと、その赤い瞳で私の目を見つめ、呟く。
隙間から溢れ出す雷が、バチッと一際大きく光ったと思えば、手の甲の痛みが収まった。
そう言われ、自分の手の甲を見ると
私の手の甲には赤黒い百合の模様が浮かび上がっていた。
袖が長くてよかった…どうにか隠せそう
でも一応手袋もしておこう
いや……これからあんたがそれをやる度に聞くことになるから別に……
という気持ちは置いておいて、耳をすませる。
刹那がそう呟いた瞬間、刹那の掌には黒い呪力の玉が現れる
そう言って目を細める刹那の瞳は赤く揺らめいていた
私は掌を出し、なんとなくで掌に呪力を集めてみる
私がそう呟くと、私の手の甲に刻まれた百合の紋様が赤く光り
私の掌にはバチバチと赤黒い火花を散らす玉が現れた。
まぁ強いらしいしいっか……
刹那が呪霊のほうを見ながらそう言う
私は赤黒い塊を見つめていた
イメージはなんとなくしか掴めてない。けど、今の私になら
黙咒・殞華が収束なら、これは発散、













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。