あれを使わないなら尚更、俺をどうやって連れ戻すつもりなのだろうか....。
音の心が黒くなっているってことは、俺は音や音楽が嫌いになっていっている証。
それか、
俺は暗くて、絶望している気持ちか...。
絶望している気持ちは音の心にも影響を及ぼすとされている。
でもヌスムゾーにした場合、威力は通常よりも下がるが...。
俺を連れ戻すことではなくて、まろ達なのか...?
「しまった」、そう思ってももう遅かった。
りうらside
今日はほとけっちとしょうちゃん、まろにあにきでショッピングモールに来ていた。
その理由は、_______
そう、ないくんに似合う服を探してプレゼントするため!
何故、服なのかは知らないけど...((
中々、似合いそうな服が無いと思いながら色々な服を見ていた。
その時、まろがふと足を止めて何処か見ている様子だった。
まろが指をさしながら伝えてくれた方を見ているとそこにはないくんとあなたの名字先輩がいた。
まろがそうないくんの名前を言った時に気がついたのか目があった。
そして、ないくんの名前を皆が呼んだら、ないくんが何処かに走っていってしまった。
どういう状況か分からないでいたあなたの名字先輩が俺らに向かって質問してきた。
何故か俺は慌てながら曖昧に答えた。
というか、あなたの名字先輩はないくんと一緒にいたけど何故だろう...
そう考えた時、まろも気になったのか俺が思っていたことを訊ねていた。
まろが話したのに続いて、各々あなたの名字先輩に質問などをしていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!