第295話

飲み会:3話
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2022/02/23 22:37 更新
赤ちゃん
オギャー…っ!!
全員
あっ。












エマにどれだけ注意されても聞かず、バカ騒ぎしていたみんなの声で、遂に赤ちゃんが泣き声を上げた。














するとエマが台所へと戻っていく。














そしてその手にフライパンを持って戻って来た。











エマ
エマ
決めた。今日こそはコテンパンにする。
エマ
エマ
マイキーを。
マイキー
マイキー
オレだけっ!!?
マイキー
マイキー
わっ、ちょ…!やめろ!












有無を言わさぬ雰囲気で近づいて来るエマを止めるマイキー。














もちろんエマがやめる訳もなく、マイキーは立ち上がって逃げようとした。











エマ
エマ
待ちなさいよマイキー!!
マイキー
マイキー
いった!!!
タケミっち
タケミっち
いてっ!!!












逃すまいとエマが転がっていた空き缶を拾い、マイキーに思いっきり投げつける。













一つはマイキーにちゃんと当たったが、もう一つの空き缶はタケミっちの頭部にヒットした。











三ツ谷隆
三ツ谷隆
まーた始まった。
ドラケン
ドラケン
やっちまえエマ。
マイキー
マイキー
笑ってねぇでなんとかしろよケンチン!!












マイキーは全力でエマから逃げる。














楽しい雰囲気を壊すまいと、一人立ち上がって赤ちゃんのいる別室へ移動した。











(なまえ)
あなた
大丈夫だよー。すぐママが何とかしてくれるからねー。
赤ちゃん
ぅぅ…ヒクッ……











赤ちゃんを抱き上げて背中をさすれば、少し落ち着いたようだった。











(なまえ)
あなた
…カワイイなぁ。











しばらくそうしているとあちらの部屋が静かになった事に気づき、エマが部屋へ入って来た。











(なまえ)
あなた
エマほら、ママの腕が恋しいって。
エマ
エマ
ゴメンね任せちゃって…
(なまえ)
あなた
大丈夫だよ。やっぱ自分の子じゃなくても母性がね…カワイイから。











そう言いながらエマの腕に赤ちゃんを渡した。











赤ちゃん
……
(なまえ)
あなた
スゴい、すぐ泣き止んだ…やっぱり自分の母親って分かってるのかな?
エマ
エマ
ふふっ、どうだろうね。












エマは嬉しそうに笑いながら赤ちゃんをあやす。











エマ
エマ
あなた戻ってて良いよ。
エマ
エマ
というかまたバカ騒ぎしないか見張っててよ。
(なまえ)
あなた
オッケー。












エマと赤ちゃんを残して、マイキー達のいる部屋へ戻った。











(なまえ)
あなた
……
(なまえ)
あなた
熱戦だったんだね…











私が部屋を出る前より酷い事になっていた。











マイキー
マイキー
いってぇ…
(なまえ)
あなた
自業自得だよ。











頭をさするマイキーにそう言うと、テーブルの上だけでもと片づけ始める。











(なまえ)
あなた
…あ。飲んどかなきゃ。












自分の使っていたグラスにまだ中身が残っている事に気づき、さっさと口へ運んだ。











マイキー
マイキー
…あ"!!!!!
マイキー
マイキー
ダメだあなたそれはっ!!
マイキー
マイキー
オレがめんどくて近くにあったオマエのグラスでっ…!!!












ゴクッ。














時すでに遅し。











マイキー
マイキー
…酒飲んだやつなんだ……














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