第4話

chapter 02.焦 燥
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2026/02/27 08:00 更新



スイカ
  あなたー ! 会いたかったんだよー !   
あなた
  私も会いたかったよ スイカ〜っ   





ラボについてすぐ
飛び込んできた スイカを抱きしめる


相変わらず 可愛いなぁ、もう




ゼノ
  おぉ、待っていたよあなた !   
ゼノ
  それで 、そろそろ その左手の薬指を   
僕に差し出す気にはなったかい ?

あなた
  ねぇ そのネタ何回目なの?   


クロム
  ゼノのやつ 毎回あなたに言ってんな   
SAI
  ふたりはっ 恋人だったのかい?!    
あなた
……なわけ   

ゼノ
  ん? 悪いが僕は本気だよ   


ゼノ
  君のその記憶力 類まれなる嗅覚
それらを僕らで 後世に繋いでいく
ゼノ
  おぉ! 実にエレガントだ!   




付き合うのも 結婚もすっ飛ばして
子孫を残す話になる


それのどこがエレガントなのか……




ゼノ
  そうは思わないかい?   






ゼノ
  ─── 千空    





その言葉に 、千空が動きを止めた




千空
  あ? ゼノてめぇ
なんか知ってやがんのか?




… なんだろう


千空にしては珍しく
すごく嫌そうな顔をしている




ゼノ
  さて 、なんのことかな?   

ゼノ
  僕はあくまで
君の意見を聞いただけだよ
ゼノ
  ところで 例の検証結果だが ────    



……なんだったんだろう 、今の



         ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼



今日の分の仕事を終えて
宿舎へと向かう


ゲンと一緒に仕事をしていたせいか
程よく手を抜いてやる が染み付いて
ちょっと今日はハードだった気がする……




宿舎の前に着くと
入口の前に誰かがいた




.
  久しぶりだね  あなた   
あなた
  うん 、久しぶり…   














って、誰……?



私 記憶力には
自信があるはずなんだけどな




.
  帰ってくるの ずっと待ってたんだ   
.
  ひどいじゃないか
あんな軽い男と行ってしまうなんて…



軽い男……は、ゲンのことだよね?








.
  俺はあなたのこと 、愛してるのに   
あなた
   は ?……あ 、え ?    



直後に香る
男の甘い香りと 、汗の匂い



こいつは危険だと
私の鼻が告げている








あ 、




思い出した





この人 パワーチームにいた人だ


いつもやたらと距離が近くて
なんだか嫌な感じがして忘れようとてた人




.
  ねぇ なんで俺じゃダメなの?   
あなた
  いやいや 待って! 落ち着いて…!   



伸びてくる 男の手



一歩後ろにさがれば
そいつも 前に出る





何か なにか言わなきゃ……











あなた
  っわ 、   
あなた
  わたし   










あなた
  彼氏がいるから!!   





──── やばい



咄嗟に言ってしまったけど
どこにいるの 、そんなもん





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