あなた-side
in-うずまき
『へぇ、素敵なお店だね』
太宰「あ、店長珈琲を2杯頼むよ」
店長「判りました」
店長「あれ 、 隣の方は何方で? 」
『初めまして店長さん』
太宰「嗚呼、この子は私のお嫁さんだよ」
店長「ほう、おめでとうございます」
『有難うございます ! 』
『あ、』
『ここのお店は女給さんも美人さんだね』
太宰「嗚呼 あの綺麗な手で首を締めてもらいたいよ」
『えきも』
『中也に締めてもらいな』
太宰「あんな蛞蝓御免だね」
女給「お待たせしました 珈琲です」
女給「今日こそはちゃんと支払ってくださいね~」
太宰「ああっ!美しい、!ぜひ私と心中を!」
『えぇ、太宰こわ、』
『えてかいっつもお金払ってないの??』
『えもしかしてお金持ってない??私太宰の所に来た意味ないじゃん』
女給「太宰さんはツケが溜まってますからね~」
『えぇ、』
太宰「其れならあなたが払ってくれるのかい??」
『やめてよ今私無一文だから』
太宰「まああなた仕事できないからね」
太宰「ポートマフィアからしてあなたは将来必要になる存在だからね」
『そうかな』
太宰「そうさ」
太宰「あなたの異能は何処の組織でも魅力的だろう?」
『まぁそうかな』
『て云うか私は中也が心配だよ』
太宰「えぇ~、あんな蛞蝓ほっといたって大丈夫だろう」
『まあ中也なら大丈夫だろうけどさ』
『それでも太宰と私がポートマフィア抜けちゃったんだよ ? 』
『少し可哀想だよね』
太宰「まぁでも中也はポートマフィアに従順な犬じゃないか」
『まぁね』
『中也は何がなんでもポートマフィアから抜けたりしなさそうだよね』
太宰「嗚呼」
『て云うか此処の珈琲美味しいね』
太宰「だろう?店長の珈琲はどこの珈琲よりも美味しいよ」
『確かにそうだね』
『とても美味しいもの』
太宰「て云うかあなたは本当にポートマフィアを抜けて良かったのかい?」
『どう云う意味?』
太宰「其の儘の意味さ」
『ふぅん、まぁでも後悔はしてないよ』
『嗚呼でも少しだけあるかも』
太宰「へぇ、」
『中也に何も云わなかった事と財布とかカード置いてきたこととか』
太宰「財布が無いと困るのは私だからね ?? 」
太宰「全ての支払いが私がしないといけないじゃないか」
『まぁね~!』
太宰「まあでもまたこうしてあなたと話せる機会ができて嬉しいよ」
『えぇ、ちょっときつい』
太宰「え ? 」
・
・
▷追記
次文ストの夢小説出すとしたら誰落ちがいいですかね🥲
アンケート
太宰治
45%
中原中也
20%
中島敦
2%
芥川龍之介
3%
ドストエフスキー
24%
その他🌾
5%
投票数: 523票
良ければ~!!
正直猟犬所属の夢小説とかも書きたいんですよね🤔💭
因みに単行本の知識しかないです申し訳ない🥲🙏🏻💧
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!