第5話

#04
107
2026/02/05 08:08 更新




類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
…瑞希、何の用だい?
瑞希
瑞希
えっと、その〜…
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
僕のことを批判するつもりなら、帰ってもらえないかな?
瑞希
瑞希
………!?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
……正直、もう疲れたんだよね
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
み〜んな、僕の話を聞くことすらしてくれない
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
そして一方的に、冤罪をふっかけられるんだ
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
…瑞希も、同じことをしに来たのかい?それとも──
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
何か、冷やかしをしにきたのかい?
瑞希
瑞希
…………
瑞希
瑞希
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
………!?



そこで、瑞希が真剣な表情に変わった。


瑞希
瑞希
よければ僕に噂の話、聞かせてくれないかな?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
瑞希………



一目みただけで、分かる。



これは興味本位でも、冗談でもないということが。



本当に、僕を信じてくれているということが。



…長年の付き合いじゃなかったら、分からなかったのかもしれないね。



瑞希の…真剣な表情なんて。


類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
……分かった
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
屋上は人がいるから、この階の空き教室に行こう
瑞希
瑞希
……うん













【──空き教室】






類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
──と、いうことなんだ



あれから、瑞希に僕が説明できることを説明しきった。



私情があまり入らないように、誇張せずにありのままを伝えた。


瑞希
瑞希
………
瑞希
瑞希
やっぱり…あの噂、おかしいよね
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
………!
瑞希
瑞希
噂によると、類がテストで学年二位だった人に告白して、断られたから逆上し、刃物をもって暴れ回った
瑞希
瑞希
でも今類から伝えられたことはその真逆
瑞希
瑞希
だから普通はどっちが本当か分からない
瑞希
瑞希
普通の人は、どっちが正しいのか分からないから、とりあえず類を否定してるんだと思う
瑞希
瑞希
でも──
瑞希
瑞希
そもそも類、その人と面識なかったよね?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
……うん、そうだね
瑞希
瑞希
ボクは何度かその人のことを見たり噂を聞いたりしたことはあるけど
瑞希
瑞希
見た感じずっと教室内にいるっぽいし
瑞希
瑞希
類が基本出くわすことはないと思うんだよね…
瑞希
瑞希
そんな、顔も知らない相手に普通は告白なんてしないはず
瑞希
瑞希
つまり……
瑞希
瑞希
やっぱり類は、やってない
瑞希
瑞希
噂は、嘘だったっていうこと…だよね
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
……うん
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
その通りだよ、瑞希



その瞬間、瑞希は安堵したように息をつき、表情を柔らかくした。


瑞希
瑞希
な〜んだ、類が悪いわけじゃなかったんだね〜!
瑞希
瑞希
類が嘘を言ってるようにも思えないし!じゃあボクは──


瑞希
瑞希
類の味方につこうかな〜!
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
………!瑞希…!!
瑞希
瑞希
優しい類が、刃物で人を傷つけるなんてするわけないもんね!
瑞希
瑞希
っていうか類なら、告白される側だろうし!笑
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
…フフ、そうかもね
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
…瑞希。本当に僕のことを信じてくれて、ありがとう
瑞希
瑞希
い〜のい〜の!昔馴染みだし!
瑞希
瑞希
類のことは、ボクと草薙さんが一番よく知ってるからね〜!
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
………ね、寧々…か
瑞希
瑞希
……?どしたの類?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
………いや
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
特に、なんでもないよ…
瑞希
瑞希
う〜ん…本当?
瑞希
瑞希
まぁ、なんでもないならさ!
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
!?



その瞬間、瑞希に後ろから背中を優しく叩かれた。


瑞希
瑞希
そんな暗い表情じゃ、つまらないでしょ?
瑞希
瑞希
ボク、いつもの類が見たいなぁ〜?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
……全く、瑞希はやっぱり瑞希だね
瑞希
瑞希
ちょっと、それどういうこと〜?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
さぁ、どういうことだろうね?
類【闇堕ち】
類【闇堕ち】
まぁでも、そうだね…
類
暗くなってても、意味はないからね
瑞希
瑞希
そうそう!明るくいこ〜!



…きっと、瑞希が味方についてくれなかったら、僕は今頃心が折れていただろう。



でも…瑞希が味方についてくれたおかげで、僕は笑顔を取り戻せた。



本当に…瑞希は優しいな…。


類
…でも、やっぱり無実を証明するにはもっと人数が必要だね
瑞希
瑞希
そうだね〜…ボクと類だけじゃ、説得力もないだろうし…
瑞希
瑞希
なにより、証拠もないもんね
類
…証拠なら、ここにあるよ?
瑞希
瑞希
……え?



そうして、僕はとある物をだし、瑞希に見せた。


瑞希
瑞希
…なるほどねぇ〜?
瑞希
瑞希
じゃあ、あとは味方を増やすだけだね!
類
そうだね。といっても、その味方を増やすのが大変なのだろうけど…
類
あとは…流石にもう少し、証拠はほしいかな
瑞希
瑞希
そうだね〜…あ、もう昼休み終わっちゃうよ!?
類
おや、本当だねぇ…じゃあ、放課後から本格的に味方になってくれる人を探すとしようか
瑞希
瑞希
賛成〜〜!!



そうして、一時的に僕と瑞希は別れるのだった…。



















ということで、アンケートの結果から味方になるのは
「瑞希」になりました。

もう少ししたらアンケートの名前を隠していないものも投稿するので、もうしばらくお待ちください。

さて、次に味方になるのは誰になるのやら…。








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