進級式から1週間たったある日。
朝礼を終えた1年3組は先生の指示に従い、体操着に着替え、グラウンドに来た。
瑠璃垣 未来・雨倉 椎名VS火永 羅照・海神 麗
間祭 日踏・家本 伊江VS紫咲 麗蘭・月影 紫苑
柊 陽菜・日高 誉VS上狛 テト・謡 音葉
甘峰 茶子・大熊 メルト VS茶坂 地駿・甘峰 菓子
※対戦相手は先生がくじ引きで決めました
博麗は親指を自身に向け、
と、言い放った。
当然3人の反応は、
<第一回戦>
始まりの合図が告げられたと同時に、海神が大量の水を
描き、放射する。
雨倉はそれを瑠離垣を抱え、描いた風に乗って避ける。
風に乗ったまま、海神と火永に向かって強風を飛ばし、
大量の水を弾き飛ばす。
海神と火永はあまりの強風に目を瞑り、姿勢を小さくする。
2人が怯んだ隙に瑠離垣は風から飛び降り、拘束しようと2人にツルを飛ばす。
だが、
海神と火永のいる位置がボワッと明るくなったと思った瞬間、飛ばしたツルが炎に包まれ、塵となる。
火永の手にはメラメラと燃え盛る炎があった。
火永は燃え盛る炎を空中にいる瑠離垣に向けて放つ。
だが、飛んでいる雨倉が瑠離垣を拾い、間一髪で炎を
避ける。
火永は頷くと、手を組み踏み台を作った海神の手に片足を乗せ、足と手の力を使い、飛んでいる2人に向かって、一気に飛ぶ。
飛んだ火永は2人に近づくと、炎を放つ。
2人が目の前の炎に怯んだ隙に、火永は瑠離垣の服を
掴み、風の上から引き摺り下ろした。
雨倉は助けに行こうとするが、突然放たれた水に
阻まれる。放たれた方向を見ると、海神がこちらに手を向けているのが見えた。
雨倉の手がライム色に染まり、手から風を描き出す。
それを見た海神はアクアブルーに染まった手を雨倉に
向け、描いた水を放射する。
風と水がぶつかり合うそのすぐ近くで、炎と草も激しくぶつかり合っていた。火永の炎による猛攻撃から瑠離垣はツルを使い、逃げ回っていた。
霙達が目を向けたそこには、雨倉に両手を拘束されてうつ伏せに押し倒された、海神が見えた。
火永は海神のピンチに思わず、そちらへ目を向ける。
もちろん瑠離垣はそれを見逃さない。
瑠離垣が飛ばしたツルは火永をガッチリと拘束する。
火永はツルを燃やそうとするが
































編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。