ごめんなさい...!
熱くなって...語っちゃいました...
いやいや、全然いいよ!
...すごい夢だね〜
まぁ...無理だとは思うんですけどね〜...
瑠璃は夢を語ったけれど、世界の考えをかえるだとか一般市民ができるわけないとハナから諦めていた。
...
ん?旭?
もしかして、感極まっちゃった?笑
あぁ、いや…そういうんじゃなくて…
?
旭は少し黙っていたが、すぐに話し始めた
なんか…親父を思い出したんだよな
お父さん…?ですか
うん
旭の顔が曇った。
俺の親父も、瑠璃ちゃんと同じような夢があったんだよね。親父は夢を叶えるために、ずっと頑張ってた。
詳しい理由は俺自身、聞いてないからあれだけど、親父SNSで炎上したんだよね。それが相当ストレスだったのか知らないけど、脳に影響が出て…
最終的に親父、自殺したんだ。
自殺…
そーだったんだ…
旭は泣きそうになる。
昔懐かしいお父さんを思い出したからだろう。
あ、ごめん…!大丈夫!
いやいや…えーっと…あ、陽向さんそこの上から2つめのひきだしです…!
おけおけ。
引き出しからティッシュを出して旭に渡した
旭、泣いてるよ?
嘘…ごめ…
仕方ないよ〜
思い出しちゃったんだから…
瑠璃は少し空気が重くなり、気まずさを感じていた
あの…お開きにします?
また、私もこれ読んでおきます
そうだね〜
じゃあ…また旭から連絡するから
はい
なんか、ごめんね🙏
いえいえ、全然…
そういい、旭と陽向は瑠璃の病室を後にした
ふぅ…
(私が熱く語らなければ、あんなことにはならなかったのかな…)
瑠璃はどんどん暗いことを考えてしまう。
なんとか気持ちを切り替えて改めて自己紹介カードを見始めた
(旭さんも陽向さんも新聞会社で働いてるんだ…)
…え?
瑠璃は思わず声が出てしまった。
1人部屋なので気にすることはないが…
でも、気になってしまうだろう。
旭の目標のところには…
(親父の夢を叶える…
=私の夢と同じ…
=旭さんも同じこと思ってた…?)
あーあ残業かぁ〜
なんか道連れになってる気分なんだけど
えぇ〜なんかごめんって
でも、もとを言えばいちお勤務時間に瑠璃ちゃんに会いに行ってるじゃん
仕方ねぇじゃん
夜だと面会時間も絡むから……
…?
旭は病室を出てからずっと考えていた。
瑠璃が夢を話してくれた時には圧倒されすぎて言葉が出なかった。
だが今考えると瑠璃と旭の夢は同じということになる。
(...聞いてみようかな)
旭?だいじょぶそ?
え、平気
旭は今度、夢のことを聞いてみようと決意した
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引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。