大切な仲間、アイビー。
突然の約900年ぶりの再会だ!
やばい。嬉しすぎる……!!
今なら魔法使わなくても空跳べる気がする!!(?)
……アイビーに「生きる」って概念があるのかは分からないけれど、ここまで生きていてくれたことが、すっごく嬉しい。
そっか。アイビーに会えた衝撃で忘れてたけど、この子たち初対面だった。
全くもって否定ができない!!!
ま……まぁ、そういう仕事だったしね。うん。
職が体に染み込んでるっていうのは大切だしね!!
二人ともニヤニヤするのやめて。本当にやめて。
アイビーに見られてるんだよ私。なんか授業参観みたいじゃん。ねぇ!!恥ずかしいって!!
……友達って言い切ってくれたのは、なんか嬉しかったけど。
??????
頭が?で埋め尽くされる。
ちょっっっと待って。会えるの??生きてるの???
え????
え????(n回目)
えだって約900年前だよ?普通人間生きてないよ?
なんなら私の最後の記憶ってグレンダの最期だよ??
えさっきまでの自信満々さどこいったの??
「時間はかかっちゃったけどね〜」と、なんでもないことのようにアイビーは笑う。
いやそれアイビーじゃないとできないけどね。
と、しろさんがおずおずと手をあげる。
至極真面目な顔で言うアイビーに、思わずツッコむ。
軽いは軽いかもしれないけれど。
それでもやっぱり、みんなともう一度会えるのはすごく嬉しい(グレーゾーンなのは置いておいて)。
あのころ、やっぱり軍人としてみんなとの死別は覚悟していた。その心で戦場に身を投じていたんだから。
でも、それでも。
戦友であり、仲間である大事なみんなにもう一度会えるのは、言葉にできないくらいの喜びなんだ。











編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。