そのまま、談笑しているところに。
「あ!!いたいた!!」
という、今は聞きたくもない声が…←
「ねぇ!?酷くない!?及川さん泣いちゃう!」
『あ、泣くなら静かにどうぞ』←
及川「辛辣!!」
『ハンカチなら貸しますよ』←
及川「あなたちゃん……」トゥンク…←
国見「で、要件はなんですか」←
及川「国見ちゃんのスルーが辛い!!」←
及川「合宿やりまーす!!」
談笑を中断され、体育館に連れられて来た私たち。
萌美ちゃんとはまた別れることに…
あぁ、悲しい←
ゴホンッ………話を戻すと………
そこには、先輩たちと金田一もいた。
ただ、
『いつやるんですか?』
そう聞いたら、
及川「えーと……」
と目を逸らして、泳がせる及川先輩……
不自然以外、何者でもない←
岩泉「早く言えよ及川」
及川「怒らない!?」
いや、決めつけられないでしょ。
まぁ、及川先輩のことだから…忘れてたんだろうな。
気付いたら1週間後とか…
及川「明後日からです!」
「「「「『は?』」」」」圧
及川「ヒィッ…」
は?いやいやいやいやいやいやいやいや……
『冗談はダメですよ?及川先輩?』圧
及川「………ジョウダンジャナインデス」←
う そ だ ろ ?
『岩泉先輩、及川先輩をぶちのめす許可を下さい』
岩泉「あぁ、いくらでも出してやる。俺も手伝うわ」
『頼もしいですね!』←
及川「え、や、待って……2人とも……………」
『「問答無用ー!!!」』
及川「ギャアァァァァ━━━━」
ボコボコにされた及川先輩←
ご愁傷さまです←
及川「あなたちゃんの所為だよね!?」
『元を辿れば及川先輩です』
及川「…………」←
ふっ……勝った…←何がだよ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。