あれから、少しの年月がたった。
レインは、立派(?)な青年に、成長
フィンは、まだ抜けてるところがあるけれども
優しい子だった
お父さんも、お母さんも仲良くしていた。
幸せな時間だったと思う
あの時までは
私と、フィン達は外へ出た。
レインはとめているが、結局レインも、来た
この時までは、ただたんにお母さん達が迷子になっただけだと思った
そこには、下半身を食いちぎられている
お母さん、お父さんを見つけた
おそらく、魔獣に喰われていたのだろう
その先の言葉が紡ぐことなく、お母さん達は、食べられていった
完全に、私もフィンも腰が抜けていた
幼き私達は、運命に踊らされちゃったんだろう、
そこから、もうなにも覚えていない
覚えたくはなかった
必死に
逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて
疲れ切って、倒れた
毒の意識が入ったのは、そこからだったんだろう
逃げたかったんだ。
こんな不条理な世界から
そこから、レイン達と一緒に他の親戚をあたることになった。
アンケート
おもろい?
おもろ!
94%
おもんな
6%
投票数: 18票
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。