僕ってほんとに、人と合わせてばっかり。
『もっと自分の意思を出して』とか
『もっと考えないと』とか…聞き飽きたよ。
…僕だって、意見がある時はもちろんある。
でも、でも。
嫌われたくないし、
考えを否定されたくないし、
馬鹿にされたくないし、
適当にあしらわれたくないし。
もう僕どうしたらいいんだろう。
僕だって、嫌なことは嫌だって言いたいし。
だけど、怖い。
これ以上、嫌なことが起きたら嫌だから…
人に合わせてばっかりで、自分の意見がない。
自分の意見がないから、好きなように扱われる。
もう嫌だ。
ガチャ…
………カッター…か…
確か…これで腕切ったら楽になれるって…
もう、痛みも感じない。
それほど僕はおかしくなっちゃったのかな?w
汚くて綺麗な自分の血が、どんどんどんどん流れてくる。
まぁその方がきっと楽しいよね…w
…僕って本当、惨めな愚か者だなぁ…














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。