第15話

食べ物
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2025/11/22 13:00 更新
なぜコントロールチームの職員が記録チームに居るんだろうか!!!流石に怒ってもいいだろう。
エレベーターの中で少しウロウロしたせいで、途中横を通って行ったマキシミンに怪訝な顔をされてしまった。
扉が開くくらいに近づいて、すぐ近くに居たオリーブ先輩にだけ聞こえる声を出す。
ノア
……あのぅ。
気づいていただけたようだ。ありがたい。
オリーブ
…んぁ?ノアちゃんじゃん。こんにちは~。
ノア
ダ、ダナ先輩いらっしゃいます?
オリーブ
ダナ?ダナなら居るよ、ダナー!!ノアちゃんが呼んでる!!
ダナ
はぁい、どうしたの。
ノア
あの、ちょいと良いすか…。
ダナ
ん、分かった。行ってくる。
オリーブ
いってらっしゃ~い。
ノア
……ダ、ダナ先輩!
ダナ
なぁに。
ノア
へ、部屋にご飯あるんで、食べてもらって良いですか!
ダナ
食べる。
ノア
うぉ……食い気味っすね…あざっす、助かりまぁす。
ほぼ、私の発言を遮るように言われた。
まぁ、食べてくれるだろうと思っていた。今まで散々人に提供する料理を作って来たので、ありがたいことではあるよね。
そもそも、彼女以外に食べてくれる人が居ないっていうか……。
ノア
じゃあ、私の部屋に行きましょ~。
ダナ
うん、行く。
喋り方は冷たいけど、心なしか目が輝いているように見える。
普通に、小さな子供と関わっているような気持ちになる。

……彼女の顔と腕に張り付いたおぞましいものを視界に入れなければね!!
いい加減外してほしいが、アレって外せるんだろうか。
外せるのと外せないのがあるっぽいんだよなぁ…ジョエル先輩の角は外せなかったけど、コレはどうなんだろう。
ワンチャン外せたりしないかな~と、見るたび思う。
ノア
どぞ~、まだそこそこ残ってるんでね!
ダナ
あは、ありがとうね。じゃあ、いただきます…?
ノア
別に言わなくても良いと思うんだけどな…。
机が埋まるくらい皿を盛った。
冷蔵庫に入ってた肉をなるべく使い切ろうと、頑張ってみたのだけれど……まぁ、彼女ならすぐ食べきってしまうだろう。それを見越して、もう少し食材を取ってきてみたんだけど…まだちょっと少ないかな、なんて思う。

…私もちょっとお腹が空いてきたな。目の前に食事があるのに、食べられないなんて。
ダナ
…ノアちゃんも、たべる?
ノア
えっ、良いんですか!じゃあお言葉に甘えて!
優しい人だ!と毎度思う。
自分が全部食べたいだろうに、どうして私にまで分けてくれるんだろう…うれしいなぁ、優しい先輩だ。

フォークとスプーン、私の分も取ってこなきゃね!
職場で人食うのやめてください!エレナとパイパーが困ってますよ!
コントロールチームの方は、見慣れた光景なので他の職員が別に気にしていないのでまぁ良いとして。
良くないか。

久しぶりにプリ小説で話を書いたため、何かしら…変かもしれない……。

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