第14話

twelve
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2022/02/23 12:17 更新
"なぁ...そろそろ付き合わないか?"
『...え、?』
ココ「俺は赤音さんじゃなくて、あなたが好きだ。」
『...本当?』
ココ「ああ。本気だ。」
ココ side
12年前からあなただけを見ているのに、彼女は気付かない。
あなたとなら、全てを共有したいと思える。
なのに、彼女は俺を疑っている。
あなた「赤音じゃなくて、私が好きなの?」
『もちろん。』
あなた「...赤音のこと重ねてない?」
『...っ』
『違う...俺はあなただけを』
あなた「違くないよ。」
あなた「...君は、嘘をつくとき私の目の下のほくろを見るの。」
『...俺は本当にあなたが...』
あなた「はじめくん。」
『...っ!!!』
なにを意図して言ったのか、俺にはわからない。
ただ、そこには真剣に俺を見つめる赤音さんがいた。
『...もういい。』
『私の気持ちなんてココにはわかんないよ。』
『あなたとは付き合わない。ごめんなさい。』
大人気ないことを言って部屋を後にする。
冷めたレモンティーと大好きな人を残して、1つの部屋に入る。
『...竜胆』
竜胆「ん、どうした?」
竜胆「九井といたんじゃねーの?」
『うん。ちょっと色々あって。』
竜胆「...惚気?それなら聞かねぇよ?」
『んーん。振った。』
竜胆「また振ったんだ」
『...私の、死んだ双子の妹と重ねてるの。』
『私の気持ちなんて、わかってくれなくて...っ』
竜胆「...うん。」
『わたし...っわかんなくて、』
『待ってていいのか...それとも、』
『もう、割り切るべきなのか...』
竜胆「...うん。」
『わかんない、から...どうしようって...』
『助けてよ...竜胆...っ』
竜胆「...俺だったらそんな思いさせねぇのに。」

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