飛び起きて、周りを見回すと俺ん家の寝室だった
また見た昔の夢、それを思い出して嫌な予感がした
淳太君の布団が敷いてある所を見ると
そこには、布団も、淳太君も、なにもなかった
これは淳太君のドッキリか何かで焦る必要なんてない、
そう自分に言い聞かせながらリビングに向かった
「おぅ!照史、びっくりしたやろ?笑」
そう言われた気がしたけど、
リビングには誰もいなくて、
淳太君と再開してから買ったものとか淳太君が持ってきたものとかは全部無くなってた
だって、俺淳太君と、昨日までっ
携帯の連絡帳を開くと登録してたはずの淳太君の番号が無くなってた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。