第36話

17 修羅場
359
2025/07/27 03:00 更新

淵素直
え、な、なんで...?!
蛭間まひる
.....昨日、そのハンカチ忘れていった子から連絡あって.......
蛭間まひる
「明日、ハンカチ取りに行くね」って...
あなた
それ、具体的に何時とか....言ってました?
蛭間まひる
................13時



只今の時刻___________


_____________12時55分。




あなた
あ、で、でもまだ5分もあるし.....!その間に私と淵くんは、コンビニとかでも言っておきますから...!
淵素直
そ、そうですよ!僕たち時間潰してますから...!
蛭間まひる
そ、そうだよな...じゃあ、ごめんだけど帰るまで、コンビニに______



ピコンッ____



スマホの通知音がした。


淵素直
........今のって、誰の...通知音?
あなた
私じゃ、ない.......
淵素直
僕でも........ない......



2人は揃って、まひるを見る。










蛭間まひる
...........「もう着くよ〜!」.........って


淵とあなたの下の名前は膝から崩れ落ちた。





淵とあなたの下の名前は初対面の人があまり得意ではない。

特に2人の脳内では、まひると遊んでいる=陽キャ、と変換されるのだ。


あなた
こ、怖い.........陽キャ怖ぃ
淵素直
どど、どうしよ.......
あなた
ぁ、ででも、淵くんは大丈夫じゃない??まひるさんと同じ性別なんだしっ。.......問題は私なんだけど、どうしよう.....!
あなた
あっ、そうだ!.....まひるさんっ


あなたの下の名前は真っ青な顔でまひるに声をかけた。


蛭間まひる
えっ、なに?!
あなた
その女の人って、どんな人なんですか?!優しい人だったら、私大丈夫かもです.....!


優しい人ならば、多少怖さは半減されるだろうとあなたの下の名前は踏んだ。




しかし__________


蛭間まひる
そ、その子。嫉妬深くて..........俺が女の子と一緒にいる写真SNSに上げただけで、めっちゃ連絡する子........なんだよね



ますます怖くなってしまったあなたの下の名前だった。


なんなら、聞かなかった方がよかったかもしれない。



あなた
あぁ、死んだ.......こうしている間にも、女の人はこっちに向かって________






________ピーンポーン。











インターホンが鳴った。


淵素直
はわっ!!や、ゃばい!、ちょ、と取り敢えず!!どこかに隠れなきゃっ!
蛭間まひる
お、俺すぐに!帰すから!!ちょっと、どこでもいいから隠れててッ!!!!!!あぁ靴も隠さなきゃっ!!!
淵素直
はっ、はいぃッ!あなたの下の名前ちゃ、取り敢えずこっちに!!
あなた
ぅ、うんッ!


あなたの下の名前は淵に差し伸べられた手を握って、隠れ場所を探した。


淵素直
あぁえっと、どこにっ隠れればぁッ
あなた
あっ、あれは?!あの、クローゼットッ!そこしかないよっ!!!!!
淵素直
そ、そうだね!クローゼットに隠れよう!!!


2人はバタバタ音をたたて、クローゼットに、飛び込んだ。






ガチャ


蛭間まひる
い、いらっしゃぁ〜い!
まひるの知り合い(女性)
ごめんね〜っ、ハンカチ忘れちゃって。大丈夫だった?
なんか慌ててる声とか、音したけど??
蛭間まひる
えぇッ?!だ、大丈夫に決まってんだろ〜!
まひるの知り合い(女性)
ふーん......ならいいけど!


そうして女性は家に上がった。



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