そういい俺の袖を掴むジフン
なんと言うか、あざとい、
何これ無意識でやってるの、?
俺は眉間を押えつつジフンを見つめた
いや、こっちのセリフ、
目元を赤くさせてうるうるさせるジフン
こいつ、、俺が昔からこの顔に弱いと知って、
俺のポケットから勝手にスマホを取り出せば
『絶対に連絡して』
それだけ言い放ち颯爽とヘチャンさんの元へと向かった
俺はその後ろ姿を見ることしか出来なくて
視線を戻しては開きっぱなしの
画面が眩しく見えた
メイクを終えて衣装に着替えるジョンウさん
はぁ、ほんと意味がわからない
ライブ前だってのにその余裕は何処から来るんだ、
ライブ終わりにそんな元気あるかな
いや、ジョンウさんの事だからありそう、
ジフンとノアちゃんのカフェに行くのもありだな
って、違う、違う
いや、居るでしょ、!
ぁ、逃げた
逃げ足だけは一丁前に速いんだよな
ぁ、そういえば、まだやる事があったんだっけ、
とりあえず一旦戻らないと
呼ばれた方を見ると何故かヘチャンさんが居た
え、あれ、ジフンは、?
もしかして話が弾まずに逃げた、??
ジフンがヘチャンさんの所に行ってから
体感3分くらいなのに、!?
流石に違ったか、
あのジフンが、?
あれ、なんかほんとに行く事になってる
なんて笑うヘチャンさん
なんだろう、すごく…
大人ぶって接せられてるのが悔しい。

















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。