しゅんとの家
ガチャ
誰も帰ってくるはずなのに家の扉が開いた。
しゅんとはすぐに誰が帰ってきたかわかった。
急いでリビングから出て玄関へ。
久しぶりの彼女姿。しゅんとは涙が止まらなかった。
🧢「ごめんなさい、ずっと我慢させて」
その言葉を言うと抱きついてきたしゅんと。
『しゅんとごめんね、1人にして。私逃げてた。』
『ちゃんと話そ?』
🧢「うん」
その後私たちは今までのこと全てを話して、
しゅんとと仲直りをした。
長い長い倦怠期に終わりを告げた。
次の日
朝ごはんの準備をしているの後ろからしゅんとが
抱きついてきた。
🧢「おはよ!」
『甘えん坊だねしゅんとは』
「ダメ?」『いいよ!』
この時しゅんとは何か彼女の異変を感じとっていた。
でも何も聞けない。
彼女が話してくれるのを待とう。
そう思ってた矢先のことだった…、
夜家に帰ると疲れて彼女は寝てた。
しゅんとはその姿を見るだけで愛おしかった。
🧢「いつもありがとな。」
彼女を寝室に運び寝かすと、ふと昼のまなととの会話を思い出す。
🐧「しゅんと、彼女とはどう?」
🧢「うん、仲直りして今は幸せだよ。」
「まだ、何も聞いてないの?」
「なんの事?」
「なんもない。体調気をつけてねって伝えてて」
「うん、ありがとう。伝えとく。」
まなとはなんの話をしているんだ??
しゅんとの頭の中で考えてた。
まなとの言葉を考えながら家に帰った。
昼のその会話を思い出し、たまたま近くにあった
あなたのバックに目がいった。
バックの中には母子手帳。
あなたの名前と俺の名前。えっ?どゆこと?
なんで話してくれんないんだよ。
ちゃんと向き合わなきゃ。俺とあなたの子供のことなんだから。
明日起きたら話そうと決めて俺も目を閉じた。








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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。