第35話

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2020/03/24 15:22
ななもり
ななもり
んっ..んん......朝か...
目が覚めると窓から光が入ってきている。

でも起き上がろうとしてもなんか重いぞ...
ななもり
ななもり
尚斗かww
尚斗が俺の上で寝ていた。
ななもり
ななもり
はあ、かわいいなww
尚斗のことを優しく布団の上に降ろすものの尚斗は腕にひっついたまま離れてくれない
ななもり
ななもり
尚斗〜
離してくれなきゃ俺仕事行けないよ〜
あなた
なーくん!?もう起きなきゃ仕事...あ、起きてた
ななもり
ななもり
尚斗が離してくれないw
そういうとあなたも静かに笑っていた。
あなた
ほら尚斗〜?パパの邪魔しないの!
尚斗
尚斗
パパ抱っこ
ななもり
ななもり
おれ??
こうしてあなたもいるのに俺に抱っこをねだってくるのは久しぶりかもしれない。
ななもり
ななもり
ほらよっ、よーし、じゃあご飯食べに行こうか!
そう言って尚斗を抱き抱えると、尚斗は上機嫌で俺の背中をぺちぺちしている。
あなた
はい、今日の朝ごはんはあまり出来なくて...ごめんね...
多分今日の朝ごはんがあまり出来なかったのはすとぷりメンバーぶんのお弁当も作ってくれたからかな。

前に話した時、頑張るぞ!って張り切ってくれたから
あなた
ほら尚斗!
ご飯で遊ばないの!
尚斗
尚斗
あははっ
ななもり
ななもり
尚斗ー?ママの言うこと聞かなきゃだめでしょ?
こんな朝も毎日だ。

不思議とそれでも飽きない。
あなた
じゃあほら、これお弁当ね?
そう言って渡されたのはお重だった。
あなた
メンバーみんなで食べられるようにお重に入れちゃった!
お箸もちゃんと6人分入ってるから、
ななもり
ななもり
お!ありがとう!
あなた
喜んでくれるといいけど...
ななもり
ななもり
絶対喜ぶよ!
みんなあなたの料理食べたがってたからね、
喜ばないわけがない。
尚斗
尚斗
ぱぁぱ!!いーくーよ!!
あなたとの会話に夢中になって尚斗の声に気づかなかった。
ななもり
ななもり
おっと、ごめんな!
行こうか!
今日はいつもと違って尚斗も幼稚園に行く気満々だ!

俺もすとぷりの活動頑張らねば!
あなた
行ってらっしゃい!
ななもり
ななもり
ちょっと待ってな
そう言って俺はあなたの頬に軽くキスをした。
あなた
ちょ、なーくんったら......///
ななもり
ななもり
たまにはいいでしょ?w
本当は毎日こうやって仕事とかに行きたいんだけど
あなたをチャージ出来たし
ななもり
ななもり
行ってくるな!
尚斗
尚斗
いってきまーす!
あなた
はい!行ってらっしゃい!
こうして今日も俺の一日が始まった。

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