体育館
木兎side
朝から地味に身体が重かった。
熱を測ってみたがそこまで高くはなかった。
だから部活に行くことにした。
それに今日は、土曜日のため約1日練習ができるから体調が悪くても休むという選択肢は全くない…
俺は、走って学校に行った。
木兎 「おはよ…」
赤葦 「あ、おはようございます。」
赤葦side
おかしい…いつもの木兎さんなら、
「おっはよ〜!!」って、元気よく入って来るのに…体調とか、悪いのかな…
休憩!
赤葦 「…さん、木兎さん…木兎さん!!」
木兎 「な、何?」
赤葦 「休憩時間です。」
木兎 「え…あ、わりぃ…」
赤葦 「いえ…」
木兎さん…ずっとボーっとしてたな…
さっきから、木兎さんが、ボールを持ったまま動かない…
何度も体調の事を聞いたが、大丈夫だと言っていた…
だけど、絶対大丈夫じゃないはず…!
言う事を聞きそうもないから、攻めてみようかな…
赤葦 「木兎さん…体調、悪いですよね…?」
木兎 「は?さっきから言ってるだろ、大丈夫だって!」
赤葦 「本当ですか?(ー_ー)ジトー」
木兎 「っ!本当だよ!」
赤葦 「嘘ですよね?」
木兎 「え?あかーし?」
赤葦 「さっきから壁にもたれているのって、怠いからですよね?…違いますか?」
木兎 「ち、違いません…」
赤葦 「じゃあ、医務室行きましょうか」
木兎 「え…やだ…」
赤葦 「はぁ…しょうがないですね…」
赤葦 「木葉さん、木兎さん、体調悪いんすけど…なかなか医務室行きたがらないんで、手伝ってくれます?」
木葉 「お?…おう!いいぜ!」
木兎さんは、熱が39度という高熱だった…
だから俺は、木兎さんが、熱がひいて、部活に来たときに、少し説教するつもり。
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題名変えて、すみません…
最近、推しが…尊すぎるんだよぉぉぉ!
わかる方、コメントを!(何言ってんのコイツ…)
(^_^)/~
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。