第69話

王様ゲーム①【柱】
9,659
2020/04/03 11:07
🐔
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あなたちゃん、柱設定!
みんな夢主大好きマン
『フンヌフ~ン♪ お鍋鍋鍋お鍋鍋~~♪』(HQネタ)
鍋の具材が入った荷物を振り回しながら、帰路を歩く
鬼「おお、良いとこに女がいんじゃねぇか!お前も道連れだ!!」
『ハァ?ちょっと黙れ!私はこれから肉鍋をするんだよ!(?)』
『 時の呼吸 参の型 ────』
鬼「 血鬼術 題術転送 !!」(ネーミングセンス)
鬼の頚を斬ったと同時に、身体が眩しい光に包まれ私は目を瞑った


ゴチン と頭を打って目を覚ます
『ン"ン"…ほんと痛い…ここ何処…??』
辺りを見渡すと、見慣れた服装の人達が九人同じように横たわっていた
『…柱全員居るのは流石に草』←
冨岡「…ここは」
『あっ義勇さん!!とりあえず皆を起こそう』
義勇さんはこくりと首を縦に動かして、二人で他の人達を起こして回った
不死川「…アァ??あなた…?ンでいんだよォ…」
『どうやら柱皆で血鬼術にかかったぽいね!』
しのぶ「…あなたさん」
『あ、しのぶちゃん!おはよう』
煉獄「よもや!!今日は非番だったのだが!!」
伊黒「うるさい…なんだここはそして何故柱全員居るのだ?甘露寺は無事なのか」
甘露寺「キャッ、心配してくれてるわ!有難う伊黒さん、私はピンピンしてるわよ!!」
宇髄「なんだァここは?地味にどっかの洋室?みてぇな所だな…」
時透「…ここ僕の家?」
『無一郎くん、流石に違うからね??』
行冥「…南無…ここに来る前に…鬼に会った…」
しのぶ「偶然ですかね…私は赤い服を着た鬼でしたけど」
『私も赤い服着てたよ』
不死川「俺もだァ」
無一郎「僕も…覚えてないけど」
宇髄「派手に赤かったぜ」
甘露寺「私達の鬼も赤い服を着てたわ!ねっ、伊黒さん?」
伊黒「ああ、甘露寺の言う通りだ」
『義勇さんは??』
冨岡「俺の会った鬼は…黒(い服を着ていた)」
『黒い服着てたって事…?なんで一人だけ…っw』
煉獄「…よもや、何故俺は呼ばれたのだろうか!!」
しのぶ「確かに…今日は煉獄さん非番なのに…」
煉獄「俺は千寿郎と縁側で甘味を食べていただけなのだが!!」
『………あ』
私が声を上げると、皆が私の方を見た
『…多分、私のせいだと思う』
不死川「それはなんでだァ?」
『その鬼に会った場所、煉獄さんの家に近かった気がする…多分。ほら、裏の方に藤の花が置いてあった気がしたし』
煉獄「…うむ、それは俺の家の裏だ!!」
『ごめんなさいッ!!てか今日肉鍋の予定だったのに…!ハッ…!材料は?!無い!!肉がッ!!』
しのぶ「落ち着いてください、あなたさん。」
宇髄「おい、聞けお前ら!なんか紙が落ちてたぞ」
行冥「読んではくれないだろうか…南無三」
宇髄「おう……ここは、お…王様げーむ?ってヤツを七回やらないと出られない部屋、だそうだ!」
不死川「とっととやって此処から出るぞォ」
無一郎「…あ、あなたの後ろに紙落ちてるよ」
『ウソ?…あったわ』
紙を拾い上げて、内容に目を通す
『えっと…王様げーむってのは、適当ランダムに決まった“王様”が出した命令(罰ゲーム)を、適当ランダムに決まった参加者が行うゲームだって』
甘露寺「それ楽しそうね!」
伊黒「それで、クジとやらは何処にあるんだ?」
煉獄「よも、これではないか??」
煉獄さんが持ってきたのは棒が十本入った筒
『うわ、絶対これじゃん』
無一郎「ねぇ」
無一郎くんが私の羽織をクイクイと引っ張る
『ん?』
無一郎「そのお題って何でも良いの?」
『良いんじゃない??死ぬとかじゃ無ければ』
しのぶ「流石にそれを出す人は居ないでしょう」
『いや念の為にとかあるじゃん?保険保険』
宇髄「これを七回繰り返すのか…」
冨岡「…不死川、彼処におはぎがあるぞ」
『えッw』
不死川「ア"ァ…?…ホントにあんじゃねぇかよ」
不死川さんは、端にあったおはぎを見て手を伸ばす
『それ食べても死なない??』
伊黒「時御神、物騒なこと言うな」
しのぶ「でも一応食べない方が…」
『ってもう食べとる』
不死川「…ウメェ」
『良かったね(^^)』
不死川「うぜェな」
『なんだと(^^)(^^)』
宇髄「あーハイハイ、やらねぇと出られねぇんだから早くやるぞお前ら」
甘露寺「…これ、くじを引く順番とか決めなくていいのかしら?」
行冥「…とりあえず皆座れ、その順で良いだろう」
伊黒「ではくじを持っている煉獄からで良いのではないか」
皆が座った後、煉獄さんが真ん中の小さいテーブルに筒を置いた
『なるほど、皆で引けばいいんじゃね作戦ね』
煉獄「別にそういう訳ではないが」
『違うんかい』
時計周りに説明すると、私→無一郎→しのぶ→冨岡→宇髄→行冥→甘露寺→伊黒→不死川→煉獄 という順になっている
だから左に無一郎くん、右に煉獄さんが居ることになるね!
あと、凄いソファなる物があるよ!!


イメージはカラオケかな!!!←
隣に煉獄さん居るから凄い声が響く!!ヤベエ!!

『じゃあ、始めよっか!!皆でクジ引こ…って引ける??』
甘露寺「…筒が大きめだから引きやすいわ!」
『ならいっか!ハイ、皆さん自分の引きたい棒をお持ちください~~』
皆が各々棒に手を添える
『あっ、私掛け声しちゃうよ??じゃあ、いきま~す!せーーのッ』

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