第3話

# 002
183
2019/03/20 09:48
 me
me
  ど、どんな子?  
 聞きたくもないのに、そう聞いている私 。
 馬鹿だなぁ 。
 てひょん
てひょん
  うーん.....  
 てひょんは少し悩んで、こう言った 。
 てひょん
てひょん
  あなたみたいに、可愛い子!!  
 me
me
  .....////  
 彼のこういうところがダメなんだ 。
 私はまた彼のことを好きになる 。
 てひょん
てひょん
  あなた?大丈夫?  
 me
me
  だいじょうb...  
 学校がだんだんと近づいてくる 。


そんな時に、誰かの声がする 。
 さらん
さらん
  せんぱいっ!!  
 てひょん
てひょん
  さらんちゃん!!   
 そう言って、頬を赤らめるてひょん 。
 あー、この子か 。
 てひょんの彼女 。
 なんだ、私より可愛いじゃん 。
 心のどこかで、私より可愛くなかったらな 。なんて思ってたのに、
 私より全然可愛い 。
 期待した私が馬鹿だった 。
 さらん
さらん
  えっ~と...こちらは?  
 なんて、首を傾げながら言う彼女 。
 てひょん
てひょん
  俺の幼馴染!!  
 やっぱり、そうだよね 。
 ” 幼馴染 ” そう言うよね 。
 てひょんにとって、私はただの幼馴染だもんね 。
 me
me
  てひょんの幼馴染です 。  
 そう少し笑ってみる 。
 てひょん
てひょん
  あなた?  
 でも、てひょんは気づいてるんだよね 。
 me
me
  ん?  
 てひょん
てひょん
  体調悪いの?さっきから顔赤いよ?  
 なんて、私の顔を覗くてひょん 。
 あー、彼は、罪だ 。
 また、私は彼を好きになる 。
 me
me
  あー、ちょっと、頭痛いかも 。  
 そう彼女の前で言ってみる 。
 てひょんが彼女より私を優先してくれたらな 。
 なんて、私、本当、最低だな 。
 てひょん
てひょん
  保健室行こ 。  
 そういつもとは違う顔で言うてひょん 。
 胸が きゅん と鳴る 。
 me
me
  う、うん...  
 この時、私は彼女の顔を怖くて見れなかった 。
 まさか、本当に私を優先してくれるなんて 。
 やっぱり、彼女のこと好きじゃないのかな? 
 なんて、また期待しちゃう私 。
 









きっと、彼に彼女が出来ても、私は、










” 彼を嫌いになることはないだろう ”










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