あなたside
今私はすごく怒っています。てゆうかめっちゃ腹たっててお兄ちゃんたちはハラハラしています。
ことの発端は30分前に遡ります
~30分前~
私は今日はコラボするYouTuberの方と打ち合わせがあり準備していた。
みんなの返事を聞き髪のセットをしているとリビングから何か割れる音がした。涼太が皿割ったんかなって思ってセットしてからリビングに戻ると私の香水が割れていた
みんなが何か言ってるけど私は無言で家を出て事務所に向かった。事務所につくと先輩に声をかけられた
先「あなた~?」
先「どうした?」
先「あの先着10名の?」
先「もう手に入らないじゃん」
先「気にしないで??あ、パッケージはもうないけど似たような匂いのやつならあるかもしれない」
先「そっか……限定品だったしね」
私は頭を下げる。
先「大丈夫!また似たようなやつ見つけたら持ってくるからさ!」
先輩は私の頭を撫でて自分の仕事に取り掛かっていた。私も打ち合わせに向かう。すぐに終わり香水を見に行くことした
香水がある場所言ってみたけどやっぱりないって言われる。家に帰りたくない。私は家の近くの公園のブランコに座る。お腹すいたからとりあえずマックに行きネカフェにいくことにした。お兄ちゃん達からの連絡は無視することにした。少し寝よう。アラームをセットし目を閉じる
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!