第4話

メイ×麻天狼。タイムスリップ研究
698
2021/02/20 07:29
麻天狼では、
メイ「こんにちは〜^^*」
独歩「あ!メイちゃん!!」
寂雷「お久しぶりですね。メイちゃん」
メイ「あれー?一二三さんは?」
寂雷「ああ、今は居ないよ。仕事でね」
メイ「ホストか〜。大変だね〜」
独歩「それで今日はどうしたの?」
メイ「ん〜?あのね」
メイ「これあげる。」
寂雷「!」
独歩「?」
メイが寂雷に渡した箱袋には数ページの紙をクリップで挟んだ何らかの書類だった。
寂雷「ありがとう。メイちゃん」
メイ「これは、内緒だよ〜?(ボソッ)」
寂雷「勿論です。^^*」
独歩は何らかの事情があるのでは?と察して、これが何なのかこの時は聞くことが無かった。
独歩「何か飲み物持ってきますね。」
独歩「コーヒーと、オレンジジュースどっちがいいかな?」
メイ「オレンジ♪」
独歩「分かった。ちょっと待ってて」
メイ「( ˙꒳​˙ )ウン!!¨̮⑅*」
独歩が去った後、
寂雷「よくコレを掴みましたね。」
メイ「ん〜?まぁ…」
メイ「ちょっと気になったから、さっさとね〜((●゚ν゚)」
メイの目は笑っていなかった。
寂雷「……」
寂雷「…分かりました。後は我々が。」
メイ「うん、お願い」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
一二三「ただいまぁー独歩ちーん」
メイ「お〜来た」
一二三「あ…メイちゃん」
メイ「うん。こんにちは〜?」
一二三「こ、こんにちは(  . .)"」
普通の女性よりは怯えていない方だが、「やはり一二三は気まづそう…」そう思ったメイは、
メイ「そろそろ帰るね。じゃあね〜。」
独歩「え?もう帰っちゃうの?」
メイ「うん、用事も済んだしね?」
寂雷「分かりました。なら、私が送りましょう。」
メイ「え?寂雷さんも〜?」
寂雷「ん?も…とは?」
メイ「一昨日ね、左馬刻さんも送ってくれたの〜」
3人「!」
独歩(え〜!あの怖い人が!?)
寂雷(ほう…左馬刻がくん、がね…)
そして、帰る際
メイ「一二三さん、」
一二三「な、何かな?」
メイ「ホストのお仕事頑張りましたね。お疲れ様です」
メイ「今日はゆっくりして下さいね^^*」
一二三「っ!」
メイ「じゃあまた。」
一二三「あ、あの!」
メイ「?」
一二三「あ、ありがとう…」
メイ「!」
メイ「うん^^*」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
車での会話
寂雷「気を使わせましたね。」
メイ「?、別に〜」
メイ「一二三さん頑張ってるね。」
メイ「すごい。」
寂雷「自慢の子達です^^*」
メイ「ふふ、寂雷さんお父さんみたい^^*」
寂雷「そうですかね?^^*」
寂雷「そういえば、あの資料を見るに…」
寂雷「行方不明者は全員本能寺辺りに目撃情報があったようですが…」
寂雷「とある大学でのタイムスリップについての研究資料が(あの紙袋と)一緒に入っていたという事は、」
寂雷「行方不明は、その大学で研究していたタイムスリップに巻き込まれた可能性があると?」
メイ「うん、多分そうだね〜?」
寂雷「なら、明日その大学で詳しい話を聞いておきましょうか」
メイ「本当は、私が聞きに行きたかったんだけど…」
メイ「中央区の仕事を任されて、しばらく忙しくなるからね〜。」
寂雷「成程…それで私達に…」
メイ「うん!そゆことー」
寂雷は車を止めると
寂雷「メイちゃん…貴方は…」
メイ「?」
寂雷「中央区と私達…どちら側に着いているのですか?」
メイ「……」
寂雷「貴方は、東方天乙統女さんの養女になったのでしょう?」
メイ「うん…そうだね」
寂雷「あの時は、孤児院を抜け出して私達(The Dirty Dawg)に逢いに来ていましたが…」
寂雷「貴方が乙統女さんに引き取られてから、私達に会う機会も減り…いつの間にか、貴方はラップバトルをする機会も減ってしまいましたね。」
メイ「何が言いたいのー?ラップバトルならたまにしてるけどー?」
寂雷「それは、中央区の任務仕事としてでしょう。 」
メイ「そうかもね〜」
寂雷「近いうちに、左馬刻がメイにラップバトルを挑みそうですね。」
メイ「あ、…もう挑まれちゃった…その、一昨日…(´・ω・`)」
寂雷「そ…そうですか…。(´・д・`)」
寂雷が結果を聞く前に
メイ「ちなみに、ラップバトルを断って、その後ラーメン食べた」
寂雷「ラーメン…食べたんですか…(´°‐°`)」


寂雷(ほぅ、スイーツで無いとは…珍しい…)
メイ「うん。美味しかった」
寂雷「それは…良かったですね?」


メイ「うん、そうだ。さっきの答えだけど…」


メイ「どちら側にも、着かないよ。…私は^^*」


寂雷「……ふっ、そうですね。貴方はそうゆう方ですね^^*」


そう言って寂雷は、微笑んだ。
これで一件落着?


いや、これは元々メイを心配していた故に問い掛けた言葉である方が近かった。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
寂雷「今回の任務は…」
寂雷「実は最近、麻天狼の銀行で強盗事件を起こした犯人達が行方不明になっていまして…」
一二三「行方不明?」
独歩「寂雷先生の話だと犯人はもう誰か判明してるんですよね?なのに見つからない…って」
一二三「しかも本能寺辺りで行方が分からなくなった…とか」
一二三「変なのー」
寂雷「メイちゃんが情報をくれたのですが、可能性としてはタイムスリップに巻き込まれた可能性があるようです。」
独歩・一二三「!」


独歩(あ、それで…メイちゃんが来てたのか)


独歩くんこの瞬間!!理解!!
一二三「え!タイムスリップ?!それって本当に存在するの!?(๑✧∀✧๑)」
独歩「で、でも、そんな馬鹿な事が…」
寂雷は、そんなふたりのため…メイから貰ったとある大学でのタイムスリップについての研究資料を見せる。
独歩「これ…何となく…嘘とは思えない内容ですね…」
一二三「ウーン?難しくてよく分かんないけど…なんか凄いのは分かる!!」
寂雷「という事で、明日その大学に話を聞きに行くことにしましょうか。」
寂雷「良いですか?2人とも」
2人に確認を取る寂雷
独歩「は、はい。勿論です!」
一二三「うん!OKー!」

プリ小説オーディオドラマ