第25話

嫌いなものは、別れです
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2020/10/20 03:56 更新
『荼毘side』
あなたが仕事に行ったのを見送ってすぐ、部屋にワープゲートが現れた。
荼毘
黒霧…
黒霧
やっと見つけましたよ、荼毘。

ああ、ここまでか。




この幸せに終わりが来てしまった。
黒霧
それにしても、ここ誰の家です?
荼毘
プロヒーローの、ブルームガールの家だ。
黒霧
?!よく無事でいられましたね。
「ああ。」




そう力無く告げると、「アジトへ帰りましょうか」と何かを察した黒霧が宥めるように言った。

机に書き置きを残して、そのままワープゲートへ入り、このボロいアパートを後にした。




昨日の夜が最後だって分かってたんなら、




もう1回抱いとけばよかった。




思い残すことはたくさんあったし、何よりまだまだここにいたかった。

最後に一目会いたかった。




次会うときは、きっと敵同士なのだから。




離れていても、ずっと愛してる。




書き置きの最後をそう締めくくったが、あなたは泣かずに読めるだろうか。




俺と違って、きっとあなたは強いから大丈夫だろう。




きっと、きっと。

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