第14話

探しモノ.
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2025/02/21 09:51 更新












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 はぁー 
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 (あの二人も相も変わらず仲良しだよなぁ…) 



 さっきまで話していた二人を帰り道で
 ふと思い返してみる。

 ずっと変わらないままの二人。
 あの二人の距離感が私は大好き。
 詰めすぎず離れすぎずって感じ。

 そんなことを考えていると、
 先程の会話の中の一つ、
 最近そこら中で聞く" 堕天使 "について、
 話したことを思い出した。

 …まぁ、正体は私。それは間違いない。
 その噂を広めている原因も、確証はないが、
 恐らく私。最近の行動からだろう。

 今の私の行動の" 内容 "を知ってる者は、
 身近で六人のみ。
 ヴォルタの四人と、葛葉と叶の二人。

 しかし、これは私の個人的な行動だ。
 他の六人には干渉するなと釘刺してある。
 他の人に被害が及ぶのは嫌だからね〜。

 そんなことを考えながら、呑気に歩いてる最中、
 街で、ほんのう数回聞いた声。



星導ショウ
 __本当にここら辺なんですかぁ? 
小柳ロウ
 うるせぇな、確証ねぇっつってただろ… 
小柳ロウ
 下手に外、出歩かせることできねぇし 
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 …ふふっ… 


 ヒーローさん、発見。
 まぁ、ここは人通りも少ないし、
 なにか、事件でもあったのかな?
 それとも落とし物?
 あれは、恐らく、西のヒーローの二人だよねぇ…

 まぁ、何だろうと今回の件は私関連してないし、
 このまま通り過ぎよう〜




星導ショウ
 __あの、 


 話しかけるの、強者すぎない??
 まぁ、私何もしてないし、普通に返すけど…


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 …はい? 


 ニコっと、微笑みながら、返事をする。
 …いつもあんまり笑わないから、
 不自然な笑い方になったのか、
 ヒーローさんは眉を少し顰める。
 そんなに不自然だったかな。



星導ショウ
 あのー、ここら辺でこのぐらいの、 
 黄色い金木犀の香りのする香水、
 落ちてたの見かけませんでした?

 …落とし物、だったのか……
 ………普通、香水落としたところで、
 探すことは滅多にないだろう。
 それほど、大切なのか…

 ヒーロー衣装になるための" モノ "
 なのか……
 まぁ、合ってたら、いいけど、
 合ってなかったらめんどくさいし、
 変に聞かなくてもいっか。



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 …さぁ?私は見かけませんでしたよぉ 


 尚、私はニコニコと、笑顔を続けている。
 青髪さんの方は、ずぅっと私を見ている。

 そんなに見られたら穴空くて(



小柳ロウ
 …… 
星導ショウ
 ……そうでしたか 
 すみません、引き止めてしまって 
小柳ロウ
 ……(ペコッ 


 青髪さんは、犬か何か??
 紫髪さんが謝罪をした後、
 律儀に頭下げたぞ。
 犬か何かかな????(



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 いいえ〜 


 ここで、手伝うのは流石に怪しいか?
 まぁ、いっか。
 私が"____ "だと言うことがバレなければ良い話。



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 その探し物、私でよければ、 
 手伝いますよ〜?
星導ショウ
 …そうですね……
 では、お願いします  
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 了解で〜す笑 
小柳ロウ
 …スっ……(ペコッ 


 あ、紫髪さんは、思い出した。
 タコの人だタコの人(
 なーんか、見覚えあると思ったら。
 ヒーローさん達いいなぁ、
 食材に困らないじゃん(





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 結構長めに書いたつもりです( 
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 お気に入り100突破ありがとうござます!!  

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