あなたに、心配の電話もかかってきたことだし、
そろそろお開きにしようということで、
僕たちは、次いつ会うかの話を軽くしていた。
かといって、僕も葛葉もあなたも仕事とかあるし、
忙しいから、2日に一度とかは無理だ。
だから、凡その日で伝えておいた。
その後に、「 もし会えるって日できたら、連絡する 」と
付け足し、2人と別れる。
まぁ、ぶっちゃけ葛葉は、ほぼ同じ家に住んでるみたい感じだし。
帰る方向は一緒なので、あなたと別れる、と言った方が正解に近い。
そう、軽い挨拶を交わして、葛葉と家路につく。
ここからは、そう遠くない家だが、
今日は何故か口数が僕も葛葉も少なく、
少し遠めに感じたのは気のせいにしておこう。














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。