第47話

能力
905
2020/05/16 10:00 更新
着いた、け…ど。


居ない、つまり、あの森の中。


急げ、戦ってる彼らがいる。


…!!


雷、いや、地響き…?北東の方向だね?アリス。


蜜璃ちゃんはもう居るかな…。


どちらにせよ、早く行かなくては…!



その時、鬼の光景と場を見て、


夜霧は瞬時に理解をした。


彼女は人一倍、観察眼と洞察力に優れている。


人を一目見るだけでその者の考えること、


思っていることが、大体分かるそうだ。


いつもなら彼女はあまりそれを使いたがらない。


だが、戦闘となると、それを上手く利用し、


自分の強みと重ね、立ち回る。


観察眼、洞察力、立ち回りサポート、長い手足と体。


それから優れた知識と経験、頭脳を持ち合わせる。


体は細いものの、その弱みは一切無いかの様に立ち回る。




明らかに雰囲気が段違いな鬼が一体。


恐らくあれが上弦と予想。


飛び込んで来た時が同じであり、


炭治郎くんを助けに行く蜜璃ちゃんが、


視界の斜め右に見え、


禰豆子ちゃんは樹に足を取られ、


玄弥くんも身動きは取れなさそうに見える。


あの大きな動く柔そうに見えて恐らく固い、


血鬼術の樹。


炭治郎くんの傷の付き方、


恐らく超音波の様な、電撃の血鬼術。


なるほど、厄介なものだね。


蜜璃ちゃんが炭治郎なら私は二人を。
一瞬で二人を抱え空へと翔ぶ。
甘露寺 蜜璃
キャーッ!すごいお化け、なぁにアレ!!
夜霧 蘭
夜霧 蘭
ははは、この状況でお化けなら随分助かるさ!
不死川 玄弥
つ、月柱…!?
竈門 禰豆子
むー!
夜霧 蘭
夜霧 蘭
やぁ、初めまして、玄弥くん。
自己紹介したいところだが、
夜霧 蘭
夜霧 蘭
それどころじゃなさそうだね!
私は少し離れた木々の所に二人を降ろして、


守るように前に出る。


どうやら蜜璃ちゃんも同じだったようだが、


炭治郎くんが何か言ってる…?
竈門 炭治郎
上弦の肆で───!!
甘露寺 蜜璃
ちょっと君!おイタが過ぎるわよ!
あーーー。やったよ蜜璃ちゃん。


まぁそれはそれ。上弦の肆だと言うなら、


中々気が抜けないものだね…。


既に圧が凄いところだが、


蜜璃ちゃんはお構い無し、ってとこかな。
上弦の肆
黙れ、あばずれが。
上弦の肆
儂に命令して良いのはこの世で御一方のみぞ。
あばずれ…(笑)


酷い言い様だね、蜜璃ちゃん大丈…夫じゃなさそう。


それから一呼吸。


血鬼術が打たれる。


私は二人と私の頭上に打たれる、


雷の様な物のみ斬り伏せた。
甘露寺 蜜璃
私怒ってるから!
見た目が子供でも許さないわよ。
不死川 玄弥
す、すげぇ…
竈門 禰豆子
む、むー…
夜霧 蘭
夜霧 蘭
さて、私もそろそろ蜜璃ちゃんを助けなければ。



〝あの技〟も、試したいからね。

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