第13話

🩸
636
2023/03/16 09:00





No Side




鯉夏花魁
お疲れ様。今日はもう部屋に戻っていいよ。

(なまえ)
あなた
ありがとうございますっ…!

鯉夏花魁
あぁ、そうだ。

鯉夏花魁
… お菓子をあげようね。1人でこっそり食べるのよ?

(なまえ)
あなた
わぁっ、良いんですか!?



   鯉夏花魁に貰ったお菓子を口に入れ、
   女将さんに頂いた部屋へ戻る。





   そこまで広くはない部屋に、窓が1つ。
   丁度良い。夜になったらここから抜けられる。





   _____________

   _______

   __________________





   ____夜。

   寝静まった遊郭の上を、1人の少女が駆けていた。


(なまえ)
あなた
… 疲れていたのかしら。誰も気づかないわね。



   幸い、炭治郎も疲れていた様で部屋に来る気配は無い。
   柱が来る可能性はあるが、
   例え来たところで彼が彼女に敵うことも、気づく事すらないだろう。





   タンッ、と軽く下の屋根に飛び乗り、あなたは京極屋へ入った。
   暗い廊下を歩き、彼女が向かったのは、奥にある”窓のない部屋”。


(なまえ)
あなた
元気にしてた?

(なまえ)
あなた
久しぶりね______、”堕姫”。



   next















さくしゃ
更新遅れて申し訳ありません 🙇🏻‍♀️🙇🏻‍♀️

さくしゃ
交換宣伝良ければやりませんか!


  希望してくれた方で私が忘れてしまった方、優しくご指摘してくださると嬉しいです 😿



プリ小説オーディオドラマ