第19話

アラジンと魔法のランプ テニプリVer.
81
2023/08/02 16:52
昔、ある国にアラジンと言う若者がいた。
お父さんは死んでしまってお母さんと2人暮らしだ ある日アラジンは見たことない男に声をかけられた。
越前リョーマ
越前リョーマ
おじさん誰?
魔法使い(男)
魔法使い(男)
私はお前のおじさんだよ。
おじさんはアラジンにとても優しくしてくれた。ところが本当は悪い魔法使いだったのだ。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
そうだお前にいい所へ連れてってあげよう
ついておいで。
越前リョーマ
越前リョーマ
うんわかった。
魔法使いはアラジンを遠い谷まで連れて行った。魔法使いは火を炊いて呪文を唱え始めた
魔法使い(男)
魔法使い(男)
アブラカタブラ〜!
越前リョーマ
越前リョーマ
わぁ〜凄い石の扉だ。
すると地面が割れ、石の扉が現れた。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
この扉を開けて入れるのはお前だけなのだ。行って中にあるランプを取ってきておくれ
越前リョーマ
越前リョーマ
わかった俺ランプ取ってくるよ。
そう言われてアラジンが手をかけると、重そうな扉が軽々と持ち上がった
魔法使い(男)
魔法使い(男)
いいものあげよう。これはお守りだ早く行け
越前リョーマ
越前リョーマ
ありがとうおじさん。じゃあ行ってくる
魔法使いはアラジンにお守りの指輪をはめてやり早く行くように言った。アラジンが恐る恐る進んで行くと、美しい庭に宝石のなっている木があった。
越前リョーマ
越前リョーマ
うわあ、なんて綺麗なんだろう。母さんにあげたらびっくりするだろうなぁ〜
アラジンは頼まれたランプを見つけて、ふところに入れると、その上から宝石もたっぷり詰め込んだ。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
アラジン急げ!早く!
アラジンが戻るとすぐに魔法使いは手を伸ばした。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
さあ、早くランプを渡せ。
越前リョーマ
越前リョーマ
待ってください。宝石がいっぱいで取り出せないんです。
なかなかランプを渡そうとしないアラジンに、怒った魔法使いは、こう言った
魔法使い(男)
魔法使い(男)
ええい!そこで一生閉じこもっていろ!
と叫ぶと、魔法でアラジンを閉じ込め遠い国へ帰って行った
越前リョーマ
越前リョーマ
ねぇ出してよ。おじさん!出してったらおじさん・・・。どうしよう閉じ込められちゃった
困ったなぁ〜あっそうだ!神様、どうか助けてください。
アラジンが手を合わせて祈ったその時、指輪が擦れとつぜん恐ろしい魔人が現れた。魔人はアラジンを見下ろして言った
樺地崇弘
樺地崇弘
私は指輪の魔人です。ご主人様御用はなんでしょう。
越前リョーマ
越前リョーマ
すぐにここから出してくれる?
樺地崇弘
樺地崇弘
ウス。かしこまりました。
すると魔人はアラジンをぱっと穴の外へ連れ出してくれた。
アラジンは家に帰ると、お母さんに谷であった事を話し、ランプを見せた。
越前リョーマ
越前リョーマ
母さんこれ、谷の洞穴で見つけた魔法のランプだよ。なんでも願いを叶えてくれるんだ。
アラジンのお母さん
アラジンのお母さん
素敵なランプね。そのランプを売って、お金にしましょう。今、綺麗に磨いてあげるからね。
お母さんがランプをゴシゴシ磨いたとたん、なんとさっきの指輪の魔人よりも、はるかに大きな魔人が現れた。
越前リョーマ
越前リョーマ
うわぁぁぁー!
アラジンのお母さん
アラジンのお母さん
きゃああー!
ランプの魔人
ランプの魔人
私はランプの魔人です。ご主人様御用は何でしょう。
越前リョーマ
越前リョーマ
では食べ物を持ってきてくれる?
ランプの魔人
ランプの魔人
かしこまりました。
アラジンが言うと、ランプの魔人は美味しそうなご馳走を山のように運んできた。それからと言うもの、アラジンとお母さんは、ランプの魔人のお陰で、いつでもご馳走を食べられるようになった
ある日の事アラジンは、街で美しい姫を見かけて、すっかり好きになってしまった。
越前リョーマ
越前リョーマ
なんて美しい人なんだ・・・。
そこで、アラジンはお母さんに、
越前リョーマ
越前リョーマ
お城へ行って王女様と俺を結婚させて欲しいと、王様にお願いして来てくれる?
アラジンのお母さん
アラジンのお母さん
分かったわ。
と、頼んだ。お母さんは呆れながらも、アラジンの頼みを聞いてくれた。お母さんはお城に着くと、王様にお願いした。
アラジンのお母さん
アラジンのお母さん
どうか王女様と私の息子を結婚させてください。
そう言うと、谷から持ち帰った素晴らしい宝石を、贈り物として差し出した。王様はびっくりして、こう言った
王様
王様
こんな見事な宝石は見たことがない。よろしい、お前の息子と姫を結婚させてやろう。
アラジンのお母さん
アラジンのお母さん
本当ですか?ありがとうございます。
アラジンは魔人を呼び出してこう言った。
ランプの魔人
ランプの魔人
何か御用ですか?ご主人様。
越前リョーマ
越前リョーマ
王様が着るような美しい服を持ってきてよそれから、王女様と暮らす豪華な宮殿も建てて欲しいな。
ランプの魔人
ランプの魔人
かしこまりました。
アラジンは、魔人の持ってきた立派な服を着て身なりを整えると、王女様を出迎えた。
越前リョーマ
越前リョーマ
ようこそ。王女様俺の城へようこそおいでくださいました。俺と結婚してください
坂下襟花
坂下襟花
はい❤喜んでありがとうアラジン。
王女様はひと目でアラジンを好きになり、ふたりは結婚した。ところが遠い国に帰った悪い魔法使いがこの事を知ってしまったのだ。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
ん?これはアラジンじゃないか!おのれアラジンめ、穴の中に閉じ込めたはずなのに!魔法のランプは私のものだ!
魔法使いはかんかんに怒って、はるばるアラジンのいる国までやってきた。魔法使いは商人に姿を変えると、ぴかぴかのランプを持ってアラジンの宮殿の前で叫んだ。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
古いランプを新しいものと取り替えましょう!
坂下襟花
坂下襟花
本当ですか?じゃあお願いします。
アラジンはちょうど留守だった。何も知らない王女様は、これを聞いて、商人の新しいランプとアラジンのまほうのランプを取り替えてしまった。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
しめしめ上手くいったぞ!!
魔法使いは早速まほうのランプを擦ってみた。
ランプの魔人
ランプの魔人
御用は何でしょう。ご主人様
現れた魔人に魔法使いはこう言って命令した
魔法使い(男)
魔法使い(男)
この宮殿を、私の国まで運べ!
ランプの魔人
ランプの魔人
かしこまりました。
言うが早いか、魔人は宮殿を担ぎ上げ姫と一緒に遠い国へ運んでいってしまった。アラジンが帰ってくると宮殿はなくなり、姫の姿もなかった。
越前リョーマ
越前リョーマ
王女様は何処にいるんだろう?それに宮殿もないし困ったなぁ・・・よし!探しに行こう。
アラジンは王女様と宮殿を探して、何日も歩いたが、見つからなかった。疲れきったアラジンは川で水浴びをした。するとそのひょうしに指輪が擦れ、指輪の魔人が現れた。
越前リョーマ
越前リョーマ
わぁっ!アンタは昨日の魔人だよね。
樺地崇弘
樺地崇弘
ウス。御用は何でしょう。ご主人様
越前リョーマ
越前リョーマ
宮殿を取り戻して欲しいんだけどいいかな。
アラジンが頼むと、指輪が魔人は言った
樺地崇弘
樺地崇弘
それはランプの魔人にしかできません。
越前リョーマ
越前リョーマ
それなら、せめて、俺を王女様のいる宮殿まで連れて行ってくれる。
樺地崇弘
樺地崇弘
ウス、かしこまりました。
指輪の魔人はアラジンを宮殿まで運んでくれた。
坂下襟花
坂下襟花
ううっ・・・うっ・・・。アラジンっ・・・😭😭😭
宮殿の窓に王女様を見つけたアラジンは喜んで呼びかけた。
越前リョーマ
越前リョーマ
あっ!あれは・・・っ王女様ご無事ですか。
坂下襟花
坂下襟花
ええ。でも、悪い魔法使いに結婚を迫られているのです。
それを聞いたアラジンは眠り薬を買ってきてこっそり王女様に渡した。
越前リョーマ
越前リョーマ
これをお酒に入れて魔法使いに飲ませるのです。そうすれば魔法使いもきっと眠ってしまうでしょう。さぁ早く!
坂下襟花
坂下襟花
分かりました。
やがて魔法使いが帰ってきた。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
さてと・・・酒でも飲むかな。
王女様が眠り薬を入れたお酒を飲ませると、魔法使いはばったり倒れて眠り込んでしまった。
魔法使い(男)
魔法使い(男)
Zzzzzz…
そのすきにアラジンは魔法使いを倒し、ランプを取り返した。そして魔人を呼び出した。
ランプの魔人
ランプの魔人
ご主人様、御用は何でしょう。
アラジンはランプの魔人にこう言った。
越前リョーマ
越前リョーマ
この宮殿を元の場所まで運んで欲しいんだ。
ランプの魔人
ランプの魔人
かしこまりました。
するとアラジンはこう言った
越前リョーマ
越前リョーマ
さぁ王女様俺たちの国へ戻りましょう。
坂下襟花
坂下襟花
ええ。帰りましょアラジン❤
すると魔人はあっという間に宮殿を元の所へ運び、アラジンと王女様は無事に帰ることが出来た。それから、アラジンは立派な王様になり、ふたりはいつまでも仲良く幸せに暮らしたのだった。

終わり

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