第3話

第2話 壱馬side
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2019/04/26 10:10
咲きかけている目黒川沿いの桜を見て、俺は季節の変わり目を感じた。





そして俺はある人を思い出す。








中3の夏。
俺はEXILEのライブに行って、圧巻のパフォーマンスに憧れを抱いた。






そして、あの事務所に入ることを目指した。








あなた 「壱馬はどこの高校行くの?」

壱馬「俺さ、アーティストになりたいんだ。」




そういった瞬間、幼馴染のあいつは少しだけ泣きそうな顔をしていた。






でもすぐに頑張ってと言った。







そして、その年の春のVBAで俺は合格し、THE RAMPAGEのボーカルになった。














それから数年が経ち、俺はもう20歳になった。











今頃、あいつはどこで何をしているのだろう。




きっと大学かな。











あの頃、確かに俺はあいつに恋をしていた。
















その恋は、途切れることなく今もなお続いている。
















あいつのことを考えない日はなかった。



会えるものなら会いたい。







でも、もう多分会えることは無い。









あの日、あの時、俺は...あいつに好きって伝えていれば、何かが変わっていたのかもしれない。


まぁ、あいつ鈍感だしわかんないか...‪w

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