今は全校集会中
校長が訳分からない事を話している
寺尾「いかに自分らしく
大人への階段を上がっていくことが出来るのか
自分自身の将来を見据え意義ある高校生活を
送ることを期待しまして始業式の式辞と致します」
広田「え〜校長先生ありがとうございました。
続いて今学期から赴任される先生をご紹介します。
2年3組担任、原田先生…原田先生?」
いつになってもその"原田先生"とやら人は来ない
広田「あ〜あれなんでこのまま進めます」
すると体育館のドアからドンドンと音が鳴った
どうやらドアを押しと勘違いしてるらしい
田中「引きでーす…」
田中先生がドアを開けると
目を疑う格好の男?女?が立っていた
足冷えるんだけどとかグチグチ言いながらも
その人はステージに上がっていった
広田「えっ、ちょっ」
広田「そうですけど…」
その人は掛けていたサングラスを外してそう言った
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。