第696話
そしてあなたはもう一度
勇気をだして
話しだした。
そこで会ったの。
会ったって?誰に?
祐奈さん、、。
あー、、何を言われたの??
えっと、、うん、、、。
思い出しただけで
辛くて、悲しくて、、。
でも話すって決めたからには
話さなきゃ、、、。
紫耀と、、付き合ってるから、、邪魔しないでって。
はぁー??誰と誰が?
紫耀と祐奈さん、、。
そんなの気にする必要なくね?
うん、、まぁ、、そうだよね、、。
あなたは小さく
ため息をついた。
他は?祐奈さんに何言われたの?
え、、?
ただそれだけだったら、別れるって決断にはなんないよな?
そうだよ!何言われたの?
猛と響があなたを見つめる。
そして言葉を選びながら
少しずつ話しだした。
えっと、、これ以上、邪魔をするようなら、、、。
するようなら??
pieceを、、潰すって。
《pieceを潰す》
この一言で
一瞬静まり返る。
それか、、ずっとあなたを悩ませてたのは。
え、、?
タケちゃん知ってたんじゃないの?
俺知ってるとかいつ言った?笑
うわ、カマかけたのかよ!笑
そうでもしないと、あなたは言わないだろうと思って。ごめんな、怒鳴ったりして。
猛は全てを知っていたわけではなく、
あなたを苦しめている何かを
聞き出すために、
わざとあんな態度をとっていた。
なんで、、?
なんでって??
どうして、、ここまでしてくれるの、、?
猛は響と顔を見合わせて
笑いながら言った。
だって俺ら、家族だろ?笑
ねー!
もぉ、、バカ、、、!!!
あなたは泣きながら笑う。
泣くか笑うか、どっちかにしろ!笑
ウルサイ、、!タケちゃんのバカ!笑
うわー!あなた鼻水たれてる〜!!
うそ?!
ウッソ〜!!
もーーー響のバカ!!!
久しぶりのあなたの笑顔。
そして3人の笑い声が
屋上に響いていた。
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