私の名前は夜花 世羅やで。
今は真緒と一緒に下校件デートをしてるで〜!
やっぱり、真緒とのデートは楽しいわぁ〜
こんな感じでたわいもない会話をするのが、私の毎日の楽しみだった。
キキー!!!!!、ドン
でも、数秒の出来事でこの幸せは崩れ去った
私はトラックに引かれてしまった
「おい!人がひかれたぞ!!」
「キャァァァ」
「誰か!!救急車!救急車ぁぁ!」
私の体は今、どうなってるんやろ...
真緒が私の側へ駆け寄る
「すまへんな、真緒...
私はもう無理みたいやぁ」
こう言いたかったのに、声が出なかった
もう、喉もおかしくなってしまっちゃったみたいやなぁ...
最期の言葉ぐらい言いたかったんやけどなぁ
そうや!
口パクなら、伝わるやろ!
何て言おうかなぁ
あれ、真緒の声が聞き取りずらくなってしもうたなぁ
あれ、どんどん意識も...
だめだ...!最後にことばを
そうや!
わたしはさいごのぜんしんのちからをふりしぼってこういった。
あ、真緒気づいたみたいやな..
そう気づいた瞬間には私の目には光が消えていた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。