第6話

第五章
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2024/05/10 08:00
sha
(やばいやばいやばいやばい)
革命の日を迎えたんやけど、その日は丁度軍には人がいない日で、俺が前線の指揮官をやらされることになった。
もちろん、人がいない日を教えたんは俺やったんやけど、まさか指揮官になるとは思ってなかったんや
やから彼奴らは敵を指揮官にしたんやけど、指揮官なんてやったことないから、全然指示は飛ばせへんし、最前線やったから、これ死ねって言われたわって覚悟したんよね。
それに、ここだとお前らが来てしもうて、俺は逃げることができない。
この時ばっかりは魔法を使おうと思ったわ。
革命のお手伝いをしていたからここは本当なら喜ぶべき立ち位置なんやけど、
俺は死んだことにしたかったから困ったんや
mob
おい!シャオロン!前線が崩壊してるぞ!
sha
っはい!
sha
(あ~もう!ここやと暗殺者来ちゃうやん!俺あんま顔出ししてへんかったし、殺されるんとちゃう!?わざと前線崩れるように指示しとるけど、死にたくないって言って生きられるように指示聞かんしさぁ!!!もう、ほんとに最悪や!)
こんときは混乱しとって、それどころじゃなかったけど、取り敢えず死んだことにしたかったから、ここから逃げる予定やった。
ほんとは、行っちゃいけない空を見て、これから叶うはずなのにって歯痒い気持ちやった。
ここから怖いから逃げ出して死んだって設定にしようかとも考えた。
sha
(あ~ほんと最悪や...どうするべきか?)
そしたら、「ドンッ!!!」って音が鳴った
sha
ッ!?
zm
あれ~?お前革命軍に入ってた奴であっとる?
sha
そう、だけど...?
zm
...じゃあ革命軍に入ってる軍の方所属の諜報員ってお前の事やな?
sha
え、あ~なんて呼ばれとるかは知らんけど、軍所属の革命軍に加担してた人間は俺やで
zm
さよか。じゃあなんで指揮官なんてやってるん?下っ端の近距離部隊所属って聞いてたんやけど?
sha
あ~...今日は人がいない日やろ?ま、俺が言った事なんやけど、そしたら上司が居らんくて俺になった。それだけやけど?
zm
ほ~ん...で?どうするん?
sha
あ~暗殺者さん来たから通信切って死んだことにしてそっち混ざろうかなって思うけど
zm
じゃ、俺行くわ。さすがに連れてけへんし、重要な所行くからあんまヘマせんといてな?革命軍リーダーに気に入れられとるんやから。
sha
え?あ~おん。
sha
(はぁ~願ったりかなったりやなこれで遠く行けるわ。ってか通信は最初から切ってたんやけどな。気配感じた瞬間に切ってたから、大丈夫やったと思うけど、何処行こうかな...?さすがに近くはまだ革命軍居るやろうし。)
ここで俺は姿を消すことにしたんや。
ここからは大脱走劇が始まる
sha
ってな感じや
ut
そうなんかぁ...ゾムが会ったっていうとったのに革命軍側に一向に姿現さなかったんは逃げたからなんやな?へぇ?
sha
え、怒っとる...?
ut
心配はしたけど???
sha
あ~まぁ、こっからはお前らからと世界魔法使い連合から追いかけられとるからな。その苦労で許してくれや
ut
まぁ、ええけど...僕たち側ついてくれたし
sha
まだ世界魔法使い連合から追いかけられとるけどな???
 

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