第41話

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2024/05/16 00:00 更新



奏風 虹音
奏風 虹音
あなた!
奏風 虹音
奏風 虹音
写真、撮ろうか


使用人はニコリと優しく笑ってそう言った

手には手の平サイズのカメラを握っていた
だが、勿論少女はカメラを初めてみる

あなた
写真って、なに?
奏風 虹音
奏風 虹音
ん~…簡単に言えば、思い出を物として残すものだよ!


その言葉に、少女の心はビビッときた
その言葉があまりには心に響いたのか、
少女は嬉しそうに笑って

あなた
私、思い出残したい…!


少女は、初めてキッパリと自分の意思でそう言った

奏風 虹音
奏風 虹音


その様子に、使用人は目を見開いて吃驚していたが

直ぐに切り替えて、微笑みながら

奏風 虹音
奏風 虹音
そう、じゃあ撮ろう!


と快く言ってくれた

それから頂上に着くまで、
使用人は様々な事を教えてくれた

使用人はとっても物知りだった

あなた
一番頂上になった瞬間にパシャッてしてね!!
奏風 虹音
奏風 虹音
はいはい(笑
奏風 虹音
奏風 虹音
写真を撮る時は、こうして二本指でハサミのポーズで撮るんだよ~
あなた
こ、こう…?
奏風 虹音
奏風 虹音
そ!これをピースって言うのだよ!
あなた
ピース…!
奏風 虹音
奏風 虹音
peaceピースは外国の言葉でね、日本語で平和って意味さ
奏風 虹音
奏風 虹音
私はいつか、この世界が争いのない平和な世界にするのが夢!
あなた
私、虹音の夢応援するよ…!
奏風 虹音
奏風 虹音
!…ふふ、ありがと、!


頂上に着くまでも、
使用人はたくさんの事を教えてくれた
少女は楽しくて仕方なかったのだろう

無邪気に満面の笑みではしゃぐ少女を横目に、
使用人も満足そうに微笑んでいた___

そしてカウントダウンが流れる

奏風 虹音
奏風 虹音
3
奏風 虹音
奏風 虹音
2
奏風 虹音
奏風 虹音
1


      「 「 カシャ 」 」

 静かな観覧車の中にシャッター音が鳴り響いた

あなた
撮れた撮れた!?


そう言って、使用人がカメラを確認する様子を
ワクワクしながら少女は横からチラリと覗き込む

奏風 虹音
奏風 虹音
バッチリ!


グッドサインを作って、使用人は笑ってそう言った

見るとそこには、夕焼けをバック背景に満面の笑みでピースをしている使用人と少女が映っていた

奏風 虹音
奏風 虹音
綺麗に撮れたね~
あなた
うん!


カメラを見ながら話していると、観覧車は何時の間にか一周して地上に戻ってきていた

其の儘、
少女と使用人は観覧車を降りて、歩き出した

奏風 虹音
奏風 虹音
どう?少しは気分転換になったかい?
あなた
うん…!楽しかった…!
あなた
虹音、ありがとう!!!


そう言って満面の笑みでお礼を言う少女は、一日でとんでもない心の成長をしたと思う

それと同時に、
少女の失いかけた感情も戻っていた

あなた
虹音、また行こ!大人になっても、ずっと一緒に観覧車乗るの!!
奏風 虹音
奏風 虹音
…!うん、そうだね!


最後にそう約束して、少女と使用人は家へ帰った











あなた
た、ただいま…


そう言って不安気に家に入るも、罵声が返って来なかった為、ゆっくり少女は安堵した

けれど、親が居ない事に疑問を持った

すると隣で「ただいま」と言いながら玄関に入る使用人に聞こうと思ったら、使用人が口を開いた

奏風 虹音
奏風 虹音
実は、あなたの親に温泉旅行のチケットを渡してね?
奏風 虹音
奏風 虹音
あと一日だけ家に帰って来ないよ


玄関で靴を脱ぎながら、使用人はそう言った

すると少女は、パッと顔が輝かせて

あなた
本当!?
奏風 虹音
奏風 虹音
ええ、本当。
あなた
ありがと!虹音!!!


そう言って、
バッと使用人を小さな身体で抱きしめた

すると使用人は一瞬驚いた顔をしたが、直ぐに戻り、それから優しく抱きしめ返してくれた






ぱわふるCATふーど
虹音ちゃん優しい…女神ぃ…(泣
ぱわふるCATふーど
まぁ書いてるの自分だけど(((



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