第44話

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2024/05/25 01:00 更新



奏風 虹音
奏風 虹音
…ッぐ、


それから使用人は毎日のように、
少女の姉に殴られ蹴られるようになった

だが、使用人は何も言わずに耐え続けた
多少の呻き声を漏らしながらも、必死に堪えた

狐色 那莉愛
狐色 那莉愛
な~んだ。カッコつけてるクセして全然大した事ないじゃん。
狐色 那莉愛
狐色 那莉愛
ほんと、阿呆らしい(笑


嘲笑い、馬鹿にした口調で
少女の姉は上から見下しながらそう言った

奏風 虹音
奏風 虹音
………


使用人は何も言わず、
ただ無言で、攻撃をされ続けた
殆ど表情も変わらない

少女の姉は反応が無くて、心底つまらなそうだった

あなた
っ……、


その様子を影でジッと見ていた少女

遂には堪えきれなくなって、思わず飛び出し、殴られる寸前の使用人の前に入った

あなた
ッ、ぐぁ"……
奏風 虹音
奏風 虹音
!!!


少女の姉は少女の腹に拳が見事的中し、
少女は其の儘地面へずり落ちた

奏風 虹音
奏風 虹音
あなたッッ…!!!!
あなた
ッッ…かはッ、!


その場で倒れた少女を使用人は目を見開いて、慌てて少女の名前を呼び急いで駆け寄った

狐色 那莉愛
狐色 那莉愛
…本っ当に思いやりは嫌気が刺すわ。
狐色 那莉愛
狐色 那莉愛
どれだけ私を苛立たせる心算?


使用人と姉の間に入って、
代わりに攻撃を食らい、その場に倒れ込んだ少女
姉は見下し、冷徹で冷酷な目で少女を睨みつけた

狐色 那莉愛
狐色 那莉愛
まぁ今日は良いわ。
使用人サン?明日も宜しくね~?


そう言って、少女の姉はヒラヒラと手を振り、
バタンと大きな音を立ててドアを閉めた

あなた
虹音、大丈夫?
奏風 虹音
奏風 虹音
私は大丈夫、だけどあなたは…!


使用人の表情は今までで一番苦しそうだった

少女の傷付く姿を、
もう之以上見たくなかったのだろう____

あなた
舌切れて血出ただけだから大丈夫
あなた
虹音、お願いだよ…お願いだから…


  「 「 これ以上自分を傷付けないで 」 」

眉を下げながら少女は不安気にそう言った

やられっぱなしの使用人が、
急に居なくなってしまうんじゃないかと思うと、
怖くて仕方がなかったのだ

奏風 虹音
奏風 虹音
………


その言葉に、使用人は何も言わなかった

何せ、呪術関係者だ
何時何処で死ぬかなんて分かりやしない

お互いがお互いを不安に思う。

その頃の少女はまだ分からなかった


この時には死のカウントダウンが迫っていた___





ぱわふるCATふーど
もうすぐ過去編終わるかも
ぱわふるCATふーど
残り2、3話!!!
ぱわふるCATふーど
長くて御免よ~



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