でもユジンの顔はまた険しくなった
なんかしたっけ
え、、
怖い、
でも、グループの子と話したのは
掃除の事だけだし、、
愛嬌なんて振りまいてないんだけど、?、
私の声は震えてく
急に抱きしめてくる
あんなに強く言われても
それを忘れるくらいドキドキしてる
こういう所がずるいのに
___
🚺「あなたちゃん!」
部活の先輩が声をかけてくれた
でもなんの用だろう
🚺「おすすめのお店あってさ!一緒に行かない?」
🚺「うんうん!」
先輩に初めて誘ってもらったから、行くしかない!
___
ん?
え、
連れてこられた場所はホストクラブ
🚺「そう!」
絶対、入っちゃダメなやつ
でも断るなんて、先輩だから出来ない
流れで入ってしまった
🚺「大丈夫ー!あなたちゃん、怖くはないよ!」
先輩は何回も来たことがあるっぽい
店内の雰囲気が怖かった
それに通知が止まらない
少しスマホを見ると
「未読メッセージ85 不在着信39」
わっ、
🚺「え、なんで?」
🚺「あー、そう、だよね、」
🚺「大丈夫!またね!」
どうにかお店からでることは出来た
私が店から出た瞬間、目の前にユジンが
これは本当に終わった
ユジンが看板を見る
どうしよう、
ユジンにしてはすごく落ち着いてる
でもその理由がなんだか分かった
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。