第9話

翌朝_風呂長問題.
579
2025/08/19 12:00 更新


まだ朝の光がやわらかく差し込む時間。
リビングにはすでに数人の柱が集まり、パンの香りや味噌汁の湯気が漂っている。

甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
おはよ〜!
…あれ?煉獄さん、今日はもう朝稽古終わってるの?
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
うむ!夜明け前からやっていたからな!
腹が減って仕方がない!
伊黒小芭内
伊黒小芭内
…元気すぎるだろ、朝から…


そんな中、廊下から大きな欠伸をしながら現れる音柱様。
髪はタオルでまとめられているが、湿っている。
(なまえ)
あなた
…おはようございます、音柱様。
なぜ、朝も髪が湿っているのですか??
宇髄天元
宇髄天元
朝風呂してたんだよ
伊黒小芭内
伊黒小芭内
…風呂と言ったら宇髄…。
昨日は随分長かったなぁ。
順番待ち大変だったんだぞ。
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
私は風呂に入らず就寝した…。
湯が冷めてしまっていたゆえ
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
今回は朝風呂にしたが、毎回こんなことされては困る。
不死川実弥
不死川実弥
俺なんか眠すぎて廊下で座ってたら寝落ちしちまったぞ…
宇髄天元
宇髄天元
派手に清めるには、時間を惜しむわけにはいかんだろ?美を保つには手間がかかるもんだ。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
…自己満足に他人を巻き込むな
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
だが確かに宇髄の髪は見事だ!
手入れの甲斐があるな!
宇髄天元
宇髄天元
仕方ない·····
じゃあ今夜からもっと派手に短くしてやろうか?…三十分以内とか
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
え〜!でも短すぎても宇髄さんらしくない気もする〜
(なまえ)
あなた
いや、短くしてもらいますからね。
順番待ちで廊下に座ってた風柱様の目が死んでましたし
不死川実弥
不死川実弥
おい、それを言うんじゃねぇよ

リビングは朝から笑い声や怒鳴り声でいっぱいになる。



「音柱様の風呂時間は何分が適正か」という、どうでもいいけどやけに熱のこもる議論が始まった。
(なまえ)
あなた
皆さん、今日のご予定の方は⋯??


議論の内容もだいたい固まってきたところで
話を変える。
時透無一郎
時透無一郎
⋯今日から任務なので数日空けます。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
私は情報収集、!
でも夕方には帰ってこれるわ!
悲鳴嶼行冥
悲鳴嶼行冥
私は御館様の元へ向かう。
伊黒小芭内
伊黒小芭内
俺は今日は何もないので、鍛錬する。
宇髄天元
宇髄天元
俺は女房達のとこに一旦帰るわ。
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
私はまた蝶屋敷に向かいます。
冨岡義勇
冨岡義勇
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
俺は情報収集終わり次第、討伐に向かう。
不死川実弥
不死川実弥
俺も任務で数日空ける
(なまえ)
あなた
そうですか、
霞柱様、炎柱様、風柱様どうかお気をつけて…。
甘露寺蜜璃
甘露寺蜜璃
ほんとだよぉー
気をつけてね、!
煉獄杏寿郎
煉獄杏寿郎
うむ!!
時透無一郎
時透無一郎
…あ、うん
不死川実弥
不死川実弥
あんな雑魚鬼なんかに負けねーよ
胡蝶しのぶ
胡蝶しのぶ
ですね。
きっと大丈夫。




寮の昼下がり。


外は柔らかな日差しが差し込み、縁側からは庭の木々が揺れる音が聞こえる。


水柱様は、いつものように静かに縁側に座ってお茶を飲んでいた。
私は廊下を通りかかり、その背中を見つける。

(なまえ)
あなた
…あ、水柱様…。


声をかけると、彼は振り返らずに一瞬だけこちらに視線を送った。
そのまま湯呑を持ち上げ、淡々と返事をする。

冨岡義勇
冨岡義勇
…ああ。
(なまえ)
あなた
いつもこの場所にいますよね。
水柱様の定位置なんですか?


冨岡さんは眉をわずかに動かし、
ほんの小さく息をついた。
冨岡義勇
冨岡義勇
落ち着く。
(なまえ)
あなた
そうですか。


短い。

けれど、それ以上話す気がないわけではないらしい。
私は彼の隣に腰を下ろし、同じように庭を眺める。
(なまえ)
あなた
…静かですね。
唯一、任務のない蛇柱様は先程鍛錬で出ていかれました。
冨岡義勇
冨岡義勇
俺と2人が嫌なのだろう。
(なまえ)
あなた
私がいますよ、?
冨岡義勇
冨岡義勇
柱で…だ。
(なまえ)
あなた
…なるほど、



(なまえ)
あなた
……水柱様、もう少し寮のみんなと話されたらいかがですか、?


そう言うと、彼はほんの一拍置いて、短く答えた。

冨岡義勇
冨岡義勇
……話している。
(なまえ)
あなた
え、? いつ····?!
冨岡義勇
冨岡義勇
今。

あまりに真顔で言うので、思わず吹き出してしまった。
水柱様は困惑したようにこちらを見て、
それから何も言わずにまた庭へ視線を戻した。

けれど、その耳の先が、ほんのり赤くなっていた。


(なまえ)
あなた
…水柱様、話すと面白い方ですね、笑

冨岡義勇
冨岡義勇
····俺は水柱ではない。
(なまえ)
あなた
え、何を言って…
冨岡義勇
冨岡義勇
冨岡義勇だ。
(なまえ)
あなた
…ん??


何を言ってるんだこの人·····。

と言わんばかりにぽかーん、としていると
水柱様は少し焦りながら話す。

冨岡義勇
冨岡義勇
だから···名前は水柱ではなく冨岡義勇だ。
(なまえ)
あなた
はい、存じ上げておりますが·····


(なまえ)
あなた
·····!?



もしかして·····名前で呼んで欲しい·····とか、?

いやいや、水柱様は不思議な方だから他の意味に決まってる·····はず、


でも·····

(なまえ)
あなた
···冨岡さん
冨岡義勇
冨岡義勇
(なまえ)
あなた
と·····呼んだ方がいいですか·····、?

え、違う·····?
何一人で舞い上がってんのーー私ー!!!


あわあわ·····っとしていると水柱様が湯呑みを置き話す。
冨岡義勇
冨岡義勇
······お願いする
(なまえ)
あなた
·····わ、分かりました、!


え、名前呼び、?!
これで良かったんだ、!

何を考えてるのかわからないけれど·····
内心はみんなと仲良くしたいのかな…。



主
こんばんわ𓂃 𓈒𓏸 𓋜 . *🌙

書き手です、(๑•̀ㅁ•́ฅ✨

読んで下さりありがとうございました🌷.*
冨岡さん最推しなのでかけて嬉しいです♡

今後とも活動よろしくです🎀

♡×☆ ・+👤 ・💬 もお待ちしてます🎶

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