第30話

かもめくん 「最低人間」
219
2024/01/15 12:48
初の曲パロ!
歌の考察とかするの好きなのでやってみたかったんですよね!
一回目は おチビさんの「最低人間」です!
本当に好き……
いつしか自分のことが嫌いになっていた。

もう全てどうでもいいと思った。

こんな世界なんて
かもめ
……消えてしまえ
会社から家に帰る。
いつしか夜は明け、小学生たちが登下校をしている時間になっていた。

フラフラのまま歩いた大きな駅で一つのアナウンスが鳴り響く。

人身事故があったらしい。
崩れ落ち泣き叫ぶ母親らしい人と、陰で噂をする人の声が耳に入る。

母親に声をかける優しそうな人。

その様子を横目で見る人。

「ロクな人間じゃないだろ?」
「別に場所で死ねばいいのに」

そんな言葉を呟く人。

その人の気持ちになれよ。 もっと人の気持ちを考えろ。
そう思いながらも俺も同じ目をしていた。
俺は最低な人間だから。

麻痺しきった心では涙すらも流れない。

現実に目を背けて、群れに潜んで身を隠している。

誰も俺のことなんか見てはくれない。
そんな世界に嫌気がさして、気付けば踏切へ向かっていた。
踏切の音が鳴り響いている。

このまま足を踏み出したらどこにでも行ける気がした。

踏み出して自由になりたかった。
俺が死んで悲しんでくれる人はいるのか。
誰も見てくれないこの世界に。
「俺が死んだら悲しんでくれる?』

「もちろんですよ……」
「いない世界で生きてけるのかな……」
「死んだら悲しむどころじゃないですよ!」
悲しんでくれる人がいる人が羨ましく思った。

もし人生をやり直せるなら。
こんな世界でももっと笑えたのかな…w
みんな同じ人間。
なのに姿形違うから。

自分じゃないからって俺のことを否定してくる。

どれだけ泣き叫んで助けを求めても誰も助けてはくれなかった。
俺は最低な人間。
死に損ない自殺志願者。

でも誰かに言って欲しかった。
なろ屋
かもめんがいてくれて本当に良かった!
俺は最低な人間。

全て諦めていた。 自分を押し殺して。
そうしないと生きていけない世界が大嫌い。

今は誰かに好きになって貰えて、誰かに必要とされてる。
悪いことばかりじゃない。

だから嫌いになりきれない。
かもめ
生きてて良かった……!
不思議な終わり方……
本当に手抜きで申し訳ない…… 本当ごめんなさい……

今用意している長編(と言っても多分10話ぐらいで完結する)の用意をしていまして…
その準備が終わったらしっかり書くので! 終わるまでは許してください…

これからも曲パロやってみようと思ってるのでおすすめの曲があったら教えてください!

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