第6話

5話
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2026/02/21 03:00 更新
side冬夜

何気ない連絡をしたら、自分の部屋に好きな子を呼ぶことになった。しかもその子の手料理が食べられる。急に手料理作れとか迷惑かな。で、でも決めてしまったことだし。最大限あなたの下の名前をサポートさせて貰おう。覚悟を決めろ、俺。

そんな事を考えながら、あなたの下の名前との待ち合わせ場所に着く。
あなた
冬夜。
鳳冬夜
やっほ、あなたの下の名前。さっきぶりだね。急に手料理作ってなんて言っちゃってごめん。
あなた
ううん。私も晩ご飯まだだったしいいの。行こ?
鳳冬夜
うん。
鳳冬夜
何にする、とかもう決まってる?
あなた
うん。今日はハンバーグ。
鳳冬夜
いいね。こねるくらいならできそうだから手伝わせてよ。
あなた
いいの?ありがとう。
クスクスと笑う彼女には学校との雰囲気とは違って女性らしさを感じる。心を許されてるという感じがして俺の鼓動を速くさせるのには十分だった。
あなた
ここが、冬夜の部屋、、!
あなた
な、なんか冬夜らしいね。
鳳冬夜
そうかな。ありがとう?
あなた
じゃ、じゃあ、作らせてもらうね。
鳳冬夜
お願いします。
あなた
冬夜も手伝うんでしょ?
鳳冬夜
ふふ、うん。
あなた
私はハンバーグの仕込みしとくから冬夜はご飯炊くのお願いできる?
鳳冬夜
うん。任せてよ。
テキパキと動くあなたの下の名前を目で追ってしまう。ショートカットを小さく一つ括りにしていて、まるでお嫁さんみたいな____や、やめよう。今は米をあらわないと。
米を炊くように炊飯器をセットした。大して料理のできない俺は暇になり、集中しているあなたの下の名前の横顔を眺めることに集中する。
あなた
う、グスッ。
鳳冬夜
な、え、どうしたの?!
あなた
あ、玉ねぎ切ってただけだから。
鳳冬夜
よ、良かった。
あなた
ふふ、いちいち大袈裟すぎだよ。
あなた
よし、種できたからこねよう?
鳳冬夜
うん。
俺が黙々とハンバーグの形を作って、それをあなたの下の名前がどんどん焼いていく。なんか、夫婦みたいだな、、って、さっきからどうしたんだ。俺は。

顔が熱いのを隠すように作業スピードをはやめる。
あなた
できた〜!
鳳冬夜
おいしそうだね。さすがあなたの下の名前。
あなた
冬夜が手伝ってくれたおかげだよ。さ、はやく食べよう。
鳳冬夜
うん。
鳳冬夜
いただきます。
あなた
いただきます。
鳳冬夜
相変わらず美味しいね。改めて、久しぶりにあなたの下の名前のご飯が食べられるの嬉しい。ありがとう。
あなた
えへへ。お褒めいただき光栄だよ。
あーもう。えへへってなに。かわいい、カッコいいのにかわいいってどう言うこと、?
あなた
〜〜。
鳳冬夜
〜、、!
あなた
〜〜!
あなた
ご馳走様でした〜。
鳳冬夜
ご馳走様でした。
鳳冬夜
美味しかった。本当にありがとう。片付けくらいはやらせてよ。
あなた
ふふ。じゃあ、お任せしちゃおうかな。
鳳冬夜
任せてよ
sideあなたの下の名前

ついにきた。この時が。なんだか怖くなってきた。
あなた
じゃあ、今日はありがとう。
冬夜の部屋の玄関に立つ。
鳳冬夜
こちらこそ、ありがとう。
鳳冬夜
気をつけて帰ってね。
鳳冬夜
また明日。
あなた
あ、待って。
鳳冬夜
あなた
私ね、冬夜のこと____
あなた
好きだよ
鳳冬夜
っへ
あなた
また明日ね。
しまった。逃げるような形になっちゃった。
明日、どんな顔して話そうか。
ドンッ
あなた
え、、?
目の前には冬夜の綺麗な顔。一瞬で扉に押しつけられていると分かってしまった。
鳳冬夜
逃げないで、ちゃんと説明して。
見下ろされ、振られると心で感じた。
視界がぼやけてきた。
るせこ
るせこ
切ります!
自分の好みを最大限に詰めた結果がこれです。は?って思うかもしれませんがお許しを、、!
るせこ
るせこ
次回はようやく(もう)付き合います。ここまで読んでくれてありがとうございました。

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