第2話

ある日の窓側
161
2020/04/26 13:23
と、ある日のこと
マリク
マリク
姉さん。どこ行ってたの?
あなた

どこって。。。

御伽くんとドライブデートしてたとは言えぬ
マリク
マリク
まあ今回は千年杖で監視してたから
分かるけどね
マリク
マリク
ドライブデート楽しかった?
ウラヤマウラヤマウラヤマシイ‥
あなた

え、まあ。それなりには

マリク
マリク
へぇ、それなりなんだ
と、そこへ
十代
十代
あなたー!いるかー?
チャイム押しながら十分が現れる

もちろん玄関からだ
マリク
マリク
チッ‥邪魔者の中でもとびきりムカつくやつが来た
あなた

十代くん!

マリク
マリク
てかさ、姉さん的には
御伽と十代どっちが好きなの?
あなた

ん?十代くんかな

マリク
マリク
‥‥え?
マリク
マリク
じゃあなんで御伽くんと付き合ってるの?
あなた

ステータス高いから。

マリク
マリク
あっ‥
料理スキルと運転免許とか諸々の方だと察した。
敵ながら同情した
十代
十代
んー出ねぇな
十代は窓際に周った!
十代
十代
おっ、あなた!
居留守使うなよな
あなた

ごめんごめん

あなた

出るタイミングなくて。。

十代
十代
ま、マリクさんか。。。
マリク
マリク
そうだよ?
十代
十代
あなたー!入っていい?
あなた

いいよ

マリク
マリク
え!だめだよ
十代
十代
なんでマリクさんが決めるんだよ
マリク
マリク
そりゃここは僕の家でもあるからね
あなた

よし、じゃあ外にする?

十代
十代
え?いいのか?
あなたがいいならそうしようぜ
マリク
マリク
ヤダヤダ‥オイテカナイデ
闇マリク
闇マリク
ククッ‥そう簡単に
抜け駆けできると思ってるのか?
ショックのあまり闇落ちした
十代
十代
げ、
嫌な予感がした
十代
十代
マリクさんがなんと言おうと
俺とあなたの愛は揺るがないぜ
だが直球勝負なので威嚇した
闇マリク
闇マリク
でもお前はまず
御伽にすら勝てないからなぁ
十代
十代
不確定という可能性を残せばなんとやらってな
闇マリク
闇マリク
‥‥そこのところどうなのかねぇ?
ねぇさんよ
あなた

‥うーん

闇マリク
闇マリク
ほらなぁ?
十代
十代
だからなんだよ
俺はあなたを愛し続けるぜ
あなた

十代くん‥

あなたはときめいた
闇マリク
闇マリク
まあ、そこまで言うなら見逃してやるがな。
十代
十代
マリクさん!
あなた

じゃあ、部屋に入るので決まりね

✦・・・・✦
十代くんが強キャラすぎる。
需要はないかもだが閃いたら書くわ

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