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第5話

before days_4
そんなモヤモヤを抱えたまま、また1週間が過ぎる。
気づけば、毎年の恒例行事
4日間の職場研修が、

3日後から始まろうとしていたのだ。











私は、本が好きだったので、本屋を希望したが、


案の定 希望者が定員を越えていたため 抽選で選ばれることになった。











結果は、勿論 とでも言うかのように、
呆気なく外れ、


希望外の

アパレル関係の会社になってしまった。




その名簿をみると…















椏牡羊
椏牡羊
猪斬…叉萠…??
思わず声に出してしまった。




…別に、



この間の事だってやましいことではないし…













気にする必要はない。







そして放課後、事業所ごとに教室に集まり、行くまでのルートの確認などを行った。
叉萠
叉萠
ここはどうしよっか…??
椏牡羊
椏牡羊
んー,電車のが早いかな。
叉萠
叉萠
りょーかいッ.
叉萠
叉萠
あ、
叉萠
叉萠
先生に連絡網作っといてって
言われたんだよね~…
椏牡羊
椏牡羊
あ、そうなの?
叉萠
叉萠
んー、必要ないと思うけど
一応作っとくか、?
椏牡羊
椏牡羊
だね。
叉萠
叉萠
電話番号教えて??
椏牡羊
椏牡羊
はーい
叉萠
叉萠
ここ書いといて~。
他の人にも言ってくる…
椏牡羊
椏牡羊
りょうかいっ、書いとくね~
叉萠
叉萠
んー、



渡された学校の書類に、電話番号を書いた。
他の人も書くんだしね…。













…─────────────────
叉萠
叉萠
ねね、
叉萠
叉萠
明日は、?
椏牡羊
椏牡羊
ん??
叉萠
叉萠
髪…
叉萠
叉萠
おろしてこないん?
椏牡羊
椏牡羊
うん、?
だって校則違反だし…
叉萠
叉萠
そか…
椏牡羊
椏牡羊
何でそんな、髪の毛にこだわるんさ笑
叉萠
叉萠
だからっ…!

…や、何でも、ない。






ついに、明日からが研修日と言うことで、今日も最後の打合せだ。
…と言うときに、


先生の諸注意も聞かす、叉萠がこんな事を言ってきたのをよく覚えている。





いつも彼は、駄々を捏ねる友達になんか見向きもせず、私の隣にすわる。






ちょっとそれが、嬉しかったりもした。




この時点で、既に…







私は



叉萠の事が、気になっていた。







珍しく、目付きを変えるようにして、私の髪に執着する叉萠。





あの日から、


ちょっと、私の中にも

叉萠に対する気持ちに変化があったのだろう。







こんな顔もする人なのか…







いつもの

上部だけの笑顔を浮かべている時も、



叉萠の瞳は、何かを覗き込むような…


真っ直ぐな、綺麗な瞳なのだ。






思わず、見つめていると吸い込まれそうな程。







そして、





その奥には、







どんなものがあるんだろう…




その笑顔の奥に何を隠し持っているの…?





聞きたくても、聞いてはいけない気がした。
まるで、
叉萠
叉萠
俺さえ笑っていれば、皆幸せだろ??
とでも言っているかのように。









君をもっと知りたい。











最後に出た私の答えはこれだ。




私が近づくほど、






彼の闇があらわになっていく…