両面宿儺がそう言うと、禪院真希が顔を顰めながらそう言った。他の者達はハテナマークを頭に浮かべている。禪院真希だけが疑問に思っているのだろうか。
禪院真希がそう言う。両面宿儺はまたしても、戸惑いも持たずに淡々と喋った。禪院真希が疑問に思っていた事、全てに答えた。
両面宿儺はケラケラ、と笑いつつもそう言っている。他の者達は唖然としていた。
だが、急に両面宿儺は真顔になる。そして、また、アンノウンを操作する時と同じく指を動かす。
アンノウン…否、両面宿儺がそう言う。アンノウンは懐から銃を五つ取り出した。
そして、タンッ、タンッ、と会議室に銃声だけが響く。
パタッ、と参加者達は倒れ、居るのはアンノウンと両面宿儺だけになった。
そして、両面宿儺は妖しげな笑みでアンノウンの事を見つめていた。
アンノウンと両面宿儺の愉しげな声だけが、会議室中に響き渡った。
何時の間にか残っていた参加者達の体も消えており、会議室にはアンノウンと両面宿儺だけになっていた。















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。