第18話

彼のこと
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2019/12/01 15:20 更新
放課後。
あなた
紫音、愛。ごめん。
今日先帰っててくれない?
彼女達は私の方を見てきょとんとした顔をする。
紫音
いいけど、なんで?
あなた
敦也くんに放課後来て欲しいって頼まれててさ。
愛
え!?それって!
愛の声にみんなが私たちの方を見る。
それに気づくと彼女は“あ、ごめん、”といい、声のボリュームを下げた。
愛
もしかして…告白?
愛の答えが予想外で私は笑う。
あなた
まさか、笑そんなはずないよ笑
出会ってまだ1ヶ月だよ?笑
前から色々相談乗っていたしその事だろうと私は思っていた。だからこそ愛の言うことが信じられなかった。
紫音
彼、敦也くん…だっけ。
彼のことは分からないけどさ、
あなたはどうなの?
あなた
え、?
紫音
敦也くんのこと。どう思ってるの?
私をじっとみて紫音はそう言った。
愛
私もそれ気になってた。
“ねぇ、どーなの?”なんて尋ねながら2人は私を見つめる。濁そうとしても2人はそれを許さなかった。
まだ自分でもハッキリと分かってないから言うつもりはなかったんだけどここまで来たら言うしかないか。
あなた
好き…だと思うの…。
そう口に出した瞬間何だか顔がとても熱くなった。彼の笑顔を思い出す度胸が締め付けられるような、そんなことが起こる。私の言葉を聞いた2人は満足そうに微笑んだ。
紫音
私たち待ってるね。
あなた
え?
紫音
敦也くんと話が終わったら教室に戻ってきて。
そう言うと愛はぐいぐいと私の背中を押す。
愛
敦也くん待たせちゃダメだよ。
早く行ってきて。
あなた
うん…笑
行ってくる。

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