放課後。
彼女達は私の方を見てきょとんとした顔をする。
愛の声にみんなが私たちの方を見る。
それに気づくと彼女は“あ、ごめん、”といい、声のボリュームを下げた。
愛の答えが予想外で私は笑う。
前から色々相談乗っていたしその事だろうと私は思っていた。だからこそ愛の言うことが信じられなかった。
私をじっとみて紫音はそう言った。
“ねぇ、どーなの?”なんて尋ねながら2人は私を見つめる。濁そうとしても2人はそれを許さなかった。
まだ自分でもハッキリと分かってないから言うつもりはなかったんだけどここまで来たら言うしかないか。
そう口に出した瞬間何だか顔がとても熱くなった。彼の笑顔を思い出す度胸が締め付けられるような、そんなことが起こる。私の言葉を聞いた2人は満足そうに微笑んだ。
そう言うと愛はぐいぐいと私の背中を押す。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。