姉様へ
姉様が居なくなってから、この家はとてもつまらなくなりました。お手伝いさんたちも、元気がなくなりました。
周りの方々は、私を哀れだといってきます。母も姉も大罪をおかし、取り残されて可哀想だと。私はとても苛立ちました。お母様を馬鹿にされ、姉様までも馬鹿にされた。
私は姉様のお手紙を見ました。
あれはきっとお母様の字ですね。
会いとうございます姉様。
私もすぐにでもそちらに行きたいです。
でも、私は聞いてしまったのです。
姉様を殺す計画を。
というか、その結果を。
「姉様、、、」
ああ、この世界はなんて醜いんでしょう。
この世界の人々はなぜ、こんなにも掟に縛られているのでしょう。ここの人達はなぜこんなにも馬鹿なのでしょう。
「お、、おのれ、、、親子3人、、大罪をおかしおったな、、、」
「黙れクズ」
私は、姉様がいないのなら生きていても意味がありません。あなたがいない世界なんてなんの意味もないんですもの。
「お前は、、悪魔か、、?」
「馬鹿ね、私は神様見習よ。まあ、今日までだけどね」
私は姉様を殺す計画を立てた人たちを
皆殺しにしました。
神殺しは大罪、そんなことは知っている。
「も、、元はと言えば、、お前の姉が、、悪いじゃないか、、、」
「馬鹿も休み休み言って。」
「うぐぁっ」
「さ、よ、う、な、ら」
(ああ、姉様。こんな妹を許してくれるかしら?)
真っ赤に染まった部屋の中で、あなたの笑顔を思い出した。
--------キリトリ線--------
誤字脱字あったらごめんなさい。
読んでくださってありがとうございました。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。