コトコトと紅茶を入れながら呟いた
淹れたての紅茶を彼と私の前に置いて、
朝食を摂った
フョージャは何やら資料を読んでいるようだ。
組合。欧州を中心とする組織。
フョージャは頭が良い。
暗い部屋から抜け、私達は
''居てはいけないあちら側''へと渡った
日本は私の故郷だ。
然し今はフョージャと共にいる
太宰治という人は彼から聞いているが、
一体どのような人なのか分からない
彼が云うからには本当なのだろう
路地で待機することにした。
つかの間の休息
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何やら話しているようだ。
フョードルが腕を上げたら引き金を引く。
銃弾の表面には毒を塗っておいた。
これで死ぬわけではなかろうが。
言いかけたところで片手が上がった。
引き金を引いて、細い大口径弾を銃先から勢いよく出し、太宰の皮膚を抉りとった。
毒が太宰の体を巡り、その場で倒れた。
無線から出されたその声は、何かを考えている様だった














編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。