第2話

two,
1,200
2022/03/04 07:27 更新
あなた
…日本へ?
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ええ。来ますか?
コトコトと紅茶を入れながら呟いた
あなた
……行きます。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
分かりました。
淹れたての紅茶を彼と私の前に置いて、
あなた
…頂きます
朝食を摂った
フョージャは何やら資料を読んでいるようだ。
あなた
それは?
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
嗚呼、これは…組合の資料です。
組合ギルド。欧州を中心とする組織。
あなた
確か…白虎の少年に70億を掛けたとか。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
はい。ですが、それも失敗に終わりそうですね
フョージャは頭が良い。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
行きましょうあなたさん。
暗い部屋から抜け、私達は
''居てはいけないあちら側''へと渡った
日本は私の故郷だ。
然し今はフョージャと共にいる
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
此処に太宰君が来ます。
太宰治という人は彼から聞いているが、
一体どのような人なのか分からない
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
腹を狙撃していただきたいのです
あなた
判りました
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
大丈夫です。彼はいい人ですよ。
彼が云うからには本当なのだろう
路地で待機することにした。
つかの間の休息
____________
太宰治
太宰治
はい。どーぞ
あなた
何やら話しているようだ。
フョードルが腕を上げたら引き金を引く。
銃弾の表面には毒を塗っておいた。
これで死ぬわけではなかろうが。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
ふふ、あなたとは気が合いそうです。
言いかけたところで片手が上がった。
あなた
……
引き金を引いて、細い大口径弾を銃先から勢いよく出し、太宰の皮膚を抉りとった。
太宰治
太宰治
っ…
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
……?
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
貴方、態と当たりに来たのですか?
太宰治
太宰治
っ…でなければ…情報が出ないからね…っ
毒が太宰の体を巡り、その場で倒れた。
フョードル・ドストエフスキー
フョードル・ドストエフスキー
…終わりました。行きましょう
あなた
はい。
無線から出されたその声は、何かを考えている様だった

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