第10話

10話
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2022/07/16 00:00
ガサガサガサ
枝や葉にぶつかる音が鳴り響いた。
どうやら、木に落ちたらしい…
そして、何よりも生きていることにびっくりした。
あなた
い、生きてる…
あなた
木に落ちたのか…
あなた
そんなことよりも…動けない…
木に落ちて、切り傷がたくさんできたせいか
宇宙人による薬のせいか
私は体を上手く動かすことができなかった。
あなた
ここから降りられるわけがない…
命は助かったとはいえ、今は木の上
体も動かない状態で降りられるわけがない…
そんなとき…
ボキッ
あなた
ッ!?…
ドンッ
私は、木の枝が折れたことにより、地面に思いっきり落ちて気を失った。
なぜ、私はこんな辛い目に合わないといけないんだろう…
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ポタポタ
あれから、何時間経ったのか分からないけど、額に冷たいものを感じ意識が戻った。
そのまま雨でも降ってきたのか…
目を開けると、そこは室内だった
そして、私の額にタオルのようなものをのせようとしている姿が見えた。
あなた
ん…
ノズチカ
起きたか
そして、私はゆっくりと起き上がる。
あなた
こ、ここは…
ノズチカ
俺の家だ
ノズチカ
チアキから事情を聞いたからな
あなた
チ、チアキ!?…
すると…
ガチャ
チアキ
ッ!?
チアキ
あなた!!
ギュッ
すると、チアキは私に駆け寄って抱きついてきた。
チアキ
心配したっしょ…
チアキ
ほんとに無事で良かったよ…
あなた
私も…チアキが無事で良かった…
チアキが生きていてよかった…
それに再開できたことが嬉しかった。
チアキ
あ、紹介するっしょ
チアキ
僕のことを拾ってくれたノーズっしょ
ノズチカ
チアキからお前の話は聞いているからな
ノズチカ
目覚めてくれてこっちも安心だ
あなた
そんなことより…なんで私がいた場所がわかったの?…
チアキ
昨日の夜、物凄い音がしたからノーズと外に行ったんだ
チアキ
そしたら、あなたが木の下で倒れているのを見つけたっしょ
どうやら、私が降りたところはここから近かったみたい。
ノズチカ
まぁ、とにかく今は休んだほうがいい
ノズチカ
傷も深いし、会話の様子を見ていると少し呼吸が荒い感じがするからな
チアキ
とりあえず、今は休むっしょ
2人はそう言って、部屋から出ていった。
その後私は悪夢に襲われながらも眠りについた。