第16話

ショタ執事くん過去編②
259
2024/05/03 10:06 更新
《その日の夜》
過去のあなた
過去のあなた
ん…
過去のあなた
過去のあなた
今何時…?
過去のあなた
過去のあなた
夜…?
その日はたまたま夜、目が覚めちゃって、そのままもう一度寝ようとしたんだけど……
パァンッッッ!!!
過去のあなた
過去のあなた
!?何!?
父親
お前のせいだ!
父親
俺がてめぇと一緒に暮らしてからだ!
いつも優しいお父さんが、誰かに怒鳴ってる声が聞こえて目が覚めちゃったの
だから、少し確認しに行こうと階段を降りた。
移動中も、誰かを叩くような音はずっと響いてた
過去のあなた
過去のあなた
|ω・` )チラッ
過去のあなた
過去のあなた
ッッッ!?!?
父親
お前のせいだ!お前と過ごしてから何も上手くいかない!
パァンッッッ!!!
母親
ごめッ、ごめんなさいッッッ…
父親
ごめんで済んだら警察は要らねぇよ!
父親
そもそも!何でもお前は男を産みやがったんだ!
父親
あのガキ!めちゃくちゃうぜぇんだけど!なぁ!!
母親
あなた辞めてッ!あなたのカタカナで名前はあなたの子供よッ?
父親
知らねぇよ!俺は女の子供しか要らねぇよ!
過去のあなた
過去のあなた
あ…ッ
その時ぼくの目に映ったのは、お母さんに暴力を振るい、八つ当たりしているお父さんの姿。
普段2人とも仲が良さげだったから、その時の衝撃は強かったな…
そしてタイミング悪く、ぼくに優しくしてくれるお父さんが、「あなたのカタカナで名前」の悪口を言ってるところを、ぼくは見ちゃった
それに、父親は「女の子供しか要らない」と言っていた。人間って父親から母親に送り込まれて産まれるから、性別は母親せいにはならないのに…今思うとホントバカだと思うよ。
「女の子供しか要らない」
つまり男は不要、要らないということ
父親はぼくが嫌いだったんだ。ぼくの性別が判明した時から、ずっと__

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